「夜の一幕」を含む小説

会えない切なさをお届けします。

一話完結の掌編小説。 ✳【エブリスタ】でも同内容で公開中の小説になります。

通信制大学に通っている日茉は、ネットで知り合った、同じ大学でありながらも初対面の四人と一緒に、海辺に花火をしに来ていた。花火に苦手意識があった日茉だったが、みんなと遊んでいるうち…

妻を不慮の事故で亡くし失踪した男の前に実妹が突如現れる。そんな夜の一幕

お湯をかけて3分待つ。とあるマンションの一室で暮らす男、摩利支店 繁樹は、毎晩カップ麺「ビッグヌードル　カレー味」を食べている。変わらない夜の一幕。したがって、その描写は毎回変化…

拙作「千夜一夜告解語」の外伝です。

それはお人好しなイケナイ中年男とおとな未満、少女以上のイケナイ女子高生の危うい夜の一幕芝居、純愛じゃないけどすれっからしでもない、不器用な二人の分かり合えないすれ違いを描く、読み…

それは、どこにでもある階段にまつわる物語。日常と非日常の境目はあまりにも脆く、ひょっとしたら今私たちが送っている日常すらも、他から見たら非日常なのかも知れません……

誰もいない道、明かりの点いていないコンビニ。人の匂いが消えた街で、「リン」はひっそりと明かりを点ける。

うだる暑さが続く夏の日。 俺はとあるビデオを手に入れた。 それは見た者に必ず不幸が訪れる呪いのビデオ。 馬鹿馬鹿しい……小学生ならいざ知れず、大学生にもなってそんな御伽噺を…

昔の匂いがする短編達。