「和風 狐」を含む小説

「ねぇ、お稲荷さん。僕、この性格を直したいです。お願いします。そして、本当の家族が居るなら、教えて欲しいです」 　いじめられっ子で、気弱な性格が嫌になっていた槻本翼は、いつも通…

妖狐と人間。決して交わることのできぬ、呪われた恋の物語。

ヒトゲツノという國にある暴れ川に囲まれた辺鄙な村、桔村には言い伝えがある。 長い間、邪悪な狐によって引き起こされていた水害。 水害による飢餓に苦しんでいた村人に、生贄と引き換え…

　この作品は、百里芳さま主催の夜の市場企画出展作品です。 　コンコン。コンコン。 　 　不思議な狐の声に誘われ、盲の少女ナナシは八百万の神々が営む夜の市場に迷い込む――

狐娘ほか多数のあやかしでおくる、摩天楼を駆ける和風奇譚！ 世界中が高度に成長し、人々が科学を信奉していたのも過去の時代。 あやかしが跳梁跋扈し、魔物が人を襲う現代。 従来の機…

◇あらすじ 今、付喪神達の間で日記帳が回っているらしい。その本来の持ち主は、どうやら神烏と契約した人間という話。日記帳を巡って争いも起こるが、日記の書き手たちはこれに対してどう…

幼い頃に狐の花嫁に選ばれてしまった薄幸少女が、狐神にでろんでろんに甘やかされるだけのお話。 ※過度な期待をせずにお読みくださいませ。 ※なろうのほうにも掲載しています。