「内田百閒」を含む小説

　あの夢を見たのは、これで９回目だった。 　黄金に煌めく海を、十数匹のカバが泳いでいる夢だ。 　カバは河馬と書く通り、淡水にすむ生き物。海で泳ぐことはない。 【3/21 11:…

嵐山光三郎さんの「文人悪食」(新潮文庫)をスマートフォンで読んで、志賀直哉の「剃刀」が読みたくなった私は……。 犀川ようさんの自主企画「エッセイを書きましょう2024」用のエッ…

生きることの不穏と焦燥に包まれた連作

　あらすじ詳細は下記記載です。中華風世界で、想定チベットの空想鉄道旅行記です。鉄道マニアネタ多く入れました。 　各ページ冒頭には、注意事項を記載しております。毎ページあってうっ…

八尺様のことを友人に聞いてから、どうしようもなく恋こがれてしまった。瀬戸内海の山の寺にいると云うから逢いに行こう。山の上で綺麗な小僧さんに会って連れて行ってもらうのだ。山寺の老人…

奇妙（ビザール）な掌編を書きます。 ジャンルとしては、ＳＦ、幻想、シュルレアリスム、マジックリアリズム、といったところ。 以下の作家等にピンとくる方には恐らく楽しめると思います。…

カクヨム初投稿です。名刺代わりに学生時代に書いた習作を。内田百閒テイスト。

妻の膝枕で耳かきをしてもらっている「私」。しかし、どうも妻の様子がおかしい……。 内田百閒風に書きました、笑い話のような怪談話です。 ※他サイトにも投稿しています。

妻に頼まれて買い物に出かけた「私」が体験する、不可解な出来事。 これもまた「夢十夜」若しくは内田百閒先生から影響を受けています。 ※他サイトにも投稿しています。

記憶の底を垣間見てしまった男の話。 内田百閒風味を目指しました。 ※他投稿サイトにも投稿しています。

　内田百閒の名作・東京日記の顰に倣い、一つ富山（とみやま）日記を書いて見ようかと思う。 　実を言うとＣｏＣの富山サプリを作ろうと画策していたのだけれど、どうにも巧くまとまらない。…