「ネグレクト ホラー」を含む小説

名ばかりの探偵が、足を踏み入れた事のない隣街で、奇妙な家族に巻き込まれて行く。 その道は、夜歩いてはいけないという…。 川沿いの家と不便な夜の一本道を中心に、街は傷つき、血を流す。

【「アイロニーがさあ、あとちょっとでさあ、まだあったのにさあ、なんで一緒にいればユ未が取っちゃうんだからさあ、お父さんはいっつも頑張ってさあ、だからそう言ったのにさあ、わかってく…

小さな温泉街に生まれ育ったふたり、リアとリナ。 リナが9歳の時に誰も利用しなくなって存在を忘れられた鈴虫坂を見つけ、そこを自分の居場所にして学校をサボって本を読んでいたが4歳のリ…

「男なんて碌な奴は居ない。」 　 　これが、母の口癖でした。

とある母親とぼくのおはなし

疲れ切った僕は、ある日、指先に巻いてあるセロテープが剥がれかかっているのを見つけた。 僕はなぜかそのテープを、剥がしたくて仕方がなかった。

「もう、どうでもええ」 一生の幕を引こうとした平太は、母に捨てられたという了と出あう。育ててくれた祖父母にも、母にも迷惑をかけたくない。 ただ、捨てた理由だけを聞きたい。 二人は…

ホラー・ショート・ストーリーズのスピンオフ作品です。 母親が出て行って始まった一人暮らし。 その後はやっぱり・・・。 小学生から一人暮らしをしていたという話をネットで見て、子ども…

ホラー・ショート・ストーリーズのスピンオフ作品です。 公園で痴漢に遭遇してから、ロリコンに開花してしまった20代の男性。 毎週末、児童公園をはしごして小学生との出会いにいそしむ・…

近未来、脳内疑似空間『ソドム』と呼ばれるリアリティーのある殺人行為を楽しむシステムがあった。 殺人行為に興味を持った高校生良太郎は、そこで殺人鬼たちとのデスゲームへ巻き込まれる…