「カッコウ」を含む小説

老姉妹の暮らす一軒家。ある日赤ん坊が手紙と母子手帳とともにガレージに置かれていた。

空付　碧さんの作品『閑古鳥』の二次創作です。 主人公の駒鳥はうんざりしていた。なにがって、この町はある呪いに掛けられているのだ。僕はその呪いのお陰で『駒鳥』なんて呼ばれてきた。…

　大林こづえは高校二年生。幼い頃に養子として迎えられたこと。そして宇宙人であることを両親に告げられていた。 　「第一話　自己証明～東京太郎～」 　こづえはある日、骨董市で母親…

カッコウが孵った。

真珠（ましろ）は繰り返す入院生活の中で気が狂いそうになっていた。 「空色カーテン」だけが鮮やかな色を映す病室の中で日々妄想にふけっていると、ある日その向こうからフランスかぶれのカ…

＊証言集 ①「これは、□□だ」 ②「これは△△△△よ」 ③「これは〇〇〇〇だろう」 ④「これは××だ。少なくても××＃＃だ」 ＊一人の老婆が死んだ。 　老婆の息…

　わたしはゆーくんの母親。 　ゆーくんの幸せならなんでもできる母親。 　それが人の道に外れているのだとしても、わたしは息子の幸せを願ってやまない。 ※レーティングは念のためです。

無料です。

閑古鳥が鳴くカフェ。そこへ一人のお客が。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

麦茶が好きな旅人の話です。

一家の突然の崩壊により、全てを失った少年・静川茂は孤児院「カッコウの巣」で心に空いた穴を少しずつ、少しずつ埋めていく。だが、カッコウの巣での平穏な日常はその日突然崩れ去る。そして…

「久茲って弱そうだよな」 いじめの標的は、猫背のクラスメイトに定まった。 「ちょっと金くれないかな？」 一郎がそう久慈に迫ると、久慈は思わぬ言動を見せるのだった―― not…

歳の離れた彼は フアザコンの私にドンピシャでした。色んなことを知っていて 勤勉で真面目で 愛情を沢山くれましたが ヤキモチ妬く事に慣れてないから こんな夫は、大変すぎるー。

　毎年、夏の時期になるとそのカッコウは【寄り道】を我が家のようにしてくつろぎます。同じカッコウかどうかなんて鳥に無知の、人間のマスターには見分けなんて付かなさそうなものですが、こ…

他人同士が一つ屋根の下であたかも家族のように一緒に暮らす、そんな児童養護施設で暮らしたはなし。周りから見たら他人だけれど、当事者にとってはそんなに簡単に割り切れない想いもある。ず…

水穂をどうしても看病しきれなくなってしまった由紀子と杉ちゃん。ジョチの提案で手伝い人を雇うことになった。やってきた手伝い人の剣持素雄は、足こそ悪かったがなんでもこなす優秀な介護人…

平凡な家庭に暮らす小学五年生の七瀬優衣と、あまり学校へ来ない同じクラスの三浦裕也。優衣は「お母さんに殴られた」などと平気で話す裕也のことが、次第に気になっていく。やがてふたりは別…

動物好きの方に是非