「のら猫」を含む小説

ボクの名前はオッド。小さな島で暮らしていた頃はのら猫で名前もたくさんあったんだ。でも今は名前は一つだけになって、島を離れて暮らしている。 大好きな結ちゃんとの時間の短いお話だよ。…

　ボクは昔、小さな島に住むのら猫だったんだ。たくさん名前もあって、島の人たちのお家にお邪魔しながら暮らしていたんだ。 　でもね、ボクは結ちゃんの事が大好きで……心配で……、お引っ…

猫と喋れる女子大生「薫」。 彼女が気まぐれに営業するのが「のらねこレストラン」だ。 のら猫「吾輩」が客として招かれる。 「どうしてキリスト教徒は、教祖を殺した十字架が憎くはないの…

ボクはかつて小さな島で暮らしていたのら猫だったんだ。のら猫のボクには昔はたくさんの名前があったんだよ。ボクの体は真っ白で、お尻の所に小さな黒くて丸い模様があるんだ。そしてボクの瞳…

静かな深夜の快適な散歩を楽しむ「俺」は、自分の姿を見て騒ぐ「うるさい生き物」と出会う。 やがて閉じ込められた「俺」はある場所へ連れていかれ……。 「俺」と奇妙な生き物との暮ら…

小さな島に住むのら猫のボクから見える日常の生活。 島にはたくさんの人達がいて、ボクを見かけると声をかけてくれるんだ。お魚をくれたり、かつおぶしをくれたり、撫でてくれたり。あ、そう…