「終わらへん」を含む小説

教会に育てられたシスター・白咲百合香。 懺悔を受けるはずの彼女は、“赦し”を名目に罪人を処理する影の代行者──リリィとして生きていた。 祈りが嘘を暴き、銃が心を裁く世界で…

目覚めるとそこは、虚無だった 身体はない、声もない、光も希望もない 存在するのは虚無のみ――それ以外にはなにもない 死を認識した途端、悲しみがこみ上げる隙すらなく、彼女は無の只中…

死んだ男たち三人の魂を持って、成り上がれ！ ナットから… 普通の… 建築とかに使えて、たまに落ちているナットから… 成り上がれ…！ 他の競争相手もぶっ飛ばせ！ あと、宗教神に負け…

「1999年7の月、空から恐怖の大王が降りてくる」ノストラダムスの大予言、人々の想像を絶する形でそれは現実となった。 1999年7月31日、遠き宇宙から飛来したのは4つの巨大隕…

独りよがりやわがまま、考え事、悩み、独り言、感じてること、あたまんなか覗けるよ。僕が死ぬまで終わらない。多分。

身嗜みには気を遣っているが、クラス１のイケメンでもない。 友達が少ないわけではないが、多いわけでもない。 勉強が出来ないわけではないが、天才でもない。 運動は人並みに出来るかも…

　経理2年目の佐倉は、真夏の社内ゴルフコンペに半強制参加させられる。待っていたのは、カート禁止・水禁止・素振り千本、そしてミスショットのたびに人格まで実況してくる最悪の上司――社…

コミュ障人見知り強面陰キャの佐藤は、献血中に突如現れた献血バスのバスジャックを確保するために、早く献血を終わらせたことで医師に目をつけられた。 献血不足が深刻な社会問題となり、救…

連日のいじめに耐えかねた少年は、不思議なノートに願った。「復讐できる力が欲しい」と。 そして、その願いは叶った。

「この世界は舞台であり、誰もが配役を与えられているの。 だけど、私だけは“台本”を書く側なの。」 人気若手女優・斎藤瑠奈（さいとう・るな）。 その演技は“神懸かり”と評され…

６つのかけらをすべて集めると願いが叶うという、名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐり、亡沙漠の国の王子アルバートたちが、盗賊〈鹿の角団〉と繰りひろげる剣と魔法のファンタジー。 …

南北戦争は、終わらなかった――。 進んだ科学力を誇る「アメリカ合衆国」と、 魔術を操る「アメリカ連合国」。 二つの大国は休戦に至り、大陸は分断された。 奴隷として鎖に繋がれた…

公務員として安定した日々を送る牧村修（まきむらおさむ）。 彼は学生時代に一度、プロの漫画家になる夢を不完全燃焼のまま諦めた。 未練を断ち切るため、10年越しに「夢を終わらせる」最…

終わらぬ人間と魔法使いの争いに耐えきれず、太陽も、月も、星もない暗闇に閉ざされた世界。 そんな壊れた世界でただ一人、諦めずに戦い続ける少女がいた。名をアストラ。最後の魔法使いであ…

とある村で宿を取った陸王（りくおう）、雷韋（らい）、紫雲（しうん）の三人。早めの夕食を摂り終わって寛いでいるところに、仕事を終わらせた村の男達が現れた。その中の一人が獣の眷属であ…

七つの大陸に三つの島々そして一つの地下世界があり神界、冥界、幻想界などといった世界である。 更には文化圏まで存在しており宗教、魔法、超常存在、超常現象、特殊な地域や気候、特殊能力…

銃が戦争を変え、魔術の特権が揺らぎ始めた時代。 かつてエト帝国の陸軍兵士だったクランツァ・ハザリーは帝国の裏切り者として追われ、隣国で静かに暮らしていた。夢も目的もなく、ただただ…

　異世界勇者伝説に彩られた世界に現れたのは、ただのアラフォー整体師。 　力も才能も持たないノンチート小市民に課せられたのは、滅びに向かう世界の救済という、凡人に課すには大業過ぎて…

前話まで一旦書ききってからアップしてきたんですが、秋のうちに終わるつもりが終わらずに12月になってしまったので公開していこうと思いつつ、なので結構めちゃくちゃ改稿すると思います。…

しょうもないことで世界を終わらせるラッパを吹こうとする神に愛されし天使と、人間の発明品の悪用法を考えるブラック企業で働く一般悪魔が、築60年のボロアパートで共同生活！？ 文房具…