「ロシア」を含む小説

第六回こむら川小説大賞参加作（の見切り発車）です 作中に出てくる犯罪行為は真似してはいけません　ジャンルに困ってギャンブル要素によりミステリーになっています

何が真実かは誰にも分からないんだから、嘘を否定するためにも真実は繰り返し主張していかなくてはならない。

『同志少女よ、敵を撃て』（著：逢坂冬馬　氏）。 2021年の第11回アガサ・クリスティー賞大賞、2022年本屋大賞のダブル受賞、2022年4月現在で40万部近くに達する大ヒット作…

　今からお聞かせするのは、舞鶴で会った男から聞いた『ロシア病院』と『二重倉庫』の話です。あまり気持ちの良い話ではありませんが、少しだけお付き合いください。 　そのとき私は盆休み…

　時は大正9年（一九二〇年）、話は日本の華族が多く寮生活をする聖アリギエーリ高等女学校より始まる。その女学校の生徒の少女――彼女は第一次世界大戦後の混沌とした世界や国内情勢を動か…

　道都南区にある名門私立澄川女学院に通う元気少女、山元桜は同級生でロシア系ハーフ美少女の七瀬真理愛に恋している。 　何とか彼女と恋人になりたいと願う桜はあれやこれやと策を巡らせる…

この小説は、歴史を架空のものとして扱いながら、史実とのかかわりを考えるという形の小説です。時は戦国時代に入った頃のこと、京で修業した二人の武士が、蝦夷地にわたり、そこで、最先端の…

海外新聞記者、江母井　隆和はロシアに赴任している最中に 謎の地下施設へと入り込み、国家捜査機関に追われる身となった 隆和の身に待ち受ける物とは....？

ウクライナ侵攻から8年が経ち、内乱によって荒廃していたロシア連邦は一人の軍出身の政治家によって立ち直っていた。 自主的な軍縮と資産整理によって信頼を取り戻し、経済を立て直した彼は…

2022年春の報道を元にして、 ロシアによるウクライナ侵攻という悲劇を 短歌連作20首で表現したものです。 娯楽性は薄いですが、 記録性は高いものになっていると思います。

西暦1939年、ポーランド国境線上に未知の軍勢が現れ、ドイツに侵攻を仕掛けてくる。圧倒的な戦力でこれに対抗したドイツは、北海洋上に現れた異世界への入口をも占領し、向こう側へも兵を…

ウクライナ戦争ですけど、いろいろと何かおかしな戦争だったので、思う所を短歌にしようかと思います。

戦争と革命の世紀である史上最も残酷な時代を生きた、日系ロシア人アレクサンドルと南ドイツの名門王家・ヴィッテルスバッハ家の血を引くオットーの対照的な戦争と革命の生の物語。

ロシア革命を成功させ、内戦にも勝ち、国内の経済を安定させようとした矢先、社会革命党（エスエル）の構成員から銃撃を受けてしまう。なんとか生きてはいたが、下半身が動かなくなり、三年後…

今日を生きるため大型小型の動物たちがやって来る

　時は1962年。昭和37年12月暮れ。冬眠をするという民族「ネムラズ」。とある北の自治区に平穏に暮らしていたが、先の大戦から近隣に住み着き始めているオロス（ロシア）人の脅威に晒…

あの広瀬隆さんの「東京に原発を」とは違う観点です。 個人的にきらいなのでね。サヨク様は。 現代の視点でエネルギーの問題に問いかけをする作品とするつもりです。

彩香とゆあ。二人はまったく違った場所で、確率を考えた。完全確率方式と、ロシアンルーレット。野球の打率、パチンコの確率。そして福引などの確率が、彩香とゆあの間で交錯する。二人を結び…

　初出：近代ドイツ史アンソロジー「Wanderlied」 　2016年8月に発行された、近代ドイツ史アンソロジー「Wanderlied」に灰冬晄名義で掲載させていただいた小説の再…

うぅ...眠い...