「埋もれない」を含む小説

〈灰色の心〉を抱えた高校生・ユズキは、文芸部の部室で偶然見つけた古文書を開く。 それは、中世フランスの女性作家クリスティーヌ・ド・ピザンが、火刑に処された少女ジャンヌ・ダルクの真…

やっぱり読んでほしいから。 自主企画に合わせて書き下ろすうちに、増殖していった短編をまとめました。 お星さまがあまりついていないのもあるけれど。 このまま埋もれちゃうのはさみし…

戦後80年。父から聞いた元特攻隊員の叔父のお話です。埋もれさせてはいけないと思い書きました。

多様な部活と若人の考え方に埋もれてしまった三ヶ原高校弓道部。 校舎から幾分か離れた弓道場には「あかり」と「ちはや」2人の少女らが日々の鍛錬に勤しんでいた......？

『お前は、権力を得るための"お飾りの玉座"でしかない』 婚約者からの非情な一言で全てを悟った蜀漢の皇女・劉玉蘭は、婚約を破棄し、南の果て・建寧郡へと送られる。 だが、皇女は、…

私はこの姿でなければ、生きていけない。誰に何と言われようと、私はこうであり続ける。

ちまちまと、細々と あと埋もれてた　 短歌の解説（言い訳）なども。 徒然に。

すごく面白いです。

父王と兄の王太子を殺され、凍てつく敵国「イレルダ」へと連れ去られた亡国の王女。 父と兄の仇、冷徹非情な「蒼の王」との結婚の議は「雪解けの日」と決まる。 王女は「蒼の王」のものに…

“推し絵師”の正体は、すぐそばの君だった。 顔も知らない絵描きのイラストに、心を奪われた大学生・湊。 その才能を埋もれさせたくない――そう願った彼は、不器用ながらも応援活動を始め…

――それは、世界の均衡を揺るがすほどの発見だった。 紀元前のイタリア南部。 数と調和によって宇宙を読み解こうとする者たちが築いた、ある教団。 その中で、ひとりの男が「世界の理」に…

すきなへの想いを...数首の短歌にしたためました♡

「これを見つけたあなたは、今、幸せですか？」 百年の時を超えて届いた、見知らぬ女性からの問いかけ。 その一言が、無気力な私の日常を、大きく揺さぶり始めた——。 あらすじ 地…

入学当初、友だち作りの波に乗り損ねた俺、佐藤一（さとうはじめ）は、浮かれた話が一つも無いさみしい夏休みが終わり、二学期が始まってもクラスに友だちは一人もいなかった。 その日も、昼…

支持率ゼロでも辞めない総理大臣・砂田凍三。その背後には、鳥取砂丘に封印された“悪霊”の存在があった。言論は封じられ、国民は次々と砂に呑まれていく。SNSで「辞めろ」と叫んだ者は、…

猛烈な吹雪に閉ざされた山道で、４人の男女――匠、美咲、圭太、愛――は日産ノートに閉じ込められる。燃料はわずか、防寒具は限られ、エンジンを止めれば凍死の危険が迫る極限状態で、匠が最…

探索者学園では卒業時の儀式により全員のギフトが判明する。アルが得ていたのは【土生成】。それは戦闘には不向きな超ハズレギフトとして、皆の嘲笑を浴びることになった。だが、それは彼が転…

三十年前に死んだはずの男、影堂錬児（かげどう れんじ）は、誰もが仮想人格として生きる都市〈第七区〉に突如として現れた。 血の通った肉体を持ち、雨に濡れ、煙草の火を灯す“実体”の彼…

「葛西七騎」の狐崎城（岩手県）、「福島原発20㎞圏内」の天神山城（福島県）など… 東日本大震災に伴う津波や原発事故によって、大きな影響を受けた城跡の今と昔。ご当地の風景から、その…

「普通に生きる」――それが俺の口癖だ。 画面の中の世界は、喧しくて、眩しくて、誰かの言葉が誰かを傷つける。 SNSは荒れ果て、感情はノイズに埋もれた。 そんな世界で、…