「図書」を含む小説

2016／5／26　改稿し再公開しました。 入学式の次の登校日に初めて教室へと足を踏み入れた山本美波は、誰もなりたがらなかった図書委員に立候補する。図書室は呪われている、死人が…

　高校生の小室公平はある日、小学生の頃にラブレターを送った相手にクラスメイトの前でフラれた夢を見る。 　その日、唯一の友人である柏木真弥に呼び出され視聴覚室に行ってみると今ここで…

「あなた、昨日の今頃、何をしていたか覚えている？」 夏の一日。図書室の一日。 「じゃあ、去年の今頃」 戸惑うぼくに、なつきさんは唐突に語り出す。 「十年前、覚えてる？」 聞いたこ…

　定期テストの結果発表。職員室前に貼り出されたその結果を固唾を飲んで見つめる一人の少年がいた。 　少年の名前は一條一。一の家では代々医師を勤めており、一も医者となるべき父親から優…

時田舞は図書館にいつも通う高校2年生。 彼女の幸せな時は本を読んでる時間。 彼女にとって本はすべてだった。 なぜなら…

　私立双胴高等学校。そこは日本でも最高峰の学力を誇る優秀校である日の放課後。学校の校門前にはには二人の男女がいた。彼らの名は霧島侑希と平柳絵里。 「俺とつきあってください！」 …

軽い感じのラブコメ短編です。

深草高校第二図書室。 いまは文芸部室として使われているそこに現れる謎の少女、椎名真琴。 学校の中、文芸部室でしか会えない彼女の姿を探す短篇学園ミステリ。

　生徒数三千を超える高校、彩海学園高等学校。二人ぼっちの図書部員の元に、新たな入部希望者が訪れる。 　その出会いをきっかけに、本来視ることができない第二の世界、不可視領域が繋がっ…