「ない世界」を含む小説

まるで物語のような夢を見てメモしたら、粗筋みたいで、いまひとつ感動できない。 せっかくなので細かい設定や背景を加えて小説風に書き直すようになりました。 『過去からの贈り物』（現…

轟町にある轟郵便局。そこには、とある特殊な『郵便局員』がいた。彼女の名は安佐心子（あさしんこ）。 かつて、異世界にあるプラドリア帝国という大国で、暗殺者としてその名を轟かせたとい…

春香尼は、那由他と京都雲ケ畑の岩屋山観音寺に暮らし、生人形を作り続けている。 ある日、写真家を名乗る美青年朽木涼が、春香尼を訪ねてくる。 朽木はシリアルキラーだった。 動き…

乙女ゲーム風ホラーゲーム「ホーンテッド・ナイトメア」に登場する、生首大好きな悪役令嬢「レディ・ナイトメア」に転生してしまった主人公。 記憶を思い出したのは既に死後。待ち受けている…

とある世界の片隅に、武器たちが夜な夜な集まる酒場があった。花の金曜日、仕事終わりに安らかなひと時を得ようと、武器たちはその日も訪れた。 しかしその日、街の乱暴者・拳銃頭(ピスト…

「ユウキ・アルバーン、貴方には勇者としての素質があります」 　辺鄙な村で今日も父と畑を耕していたユウキ・アルバーンは、王都から来た騎士団に連れられ王都の中にある教会で白髪のシス…

僕は「夢丸 友実（たでまる ともみ）」 ある日、事故に見舞われて見たことない世界に飛ばされた。 そこでギモーヴってボブゴブリンと知り合いになって、腹痛で苦しんでいた バブゴブリン…

閉ざされた国の王家から国外調査を命じられたコルトは、色々あって自国に滞在していた魔族を護衛に初めて国の外に出る。そこで出会った現地民のアンリに正体を隠しながら交流を進めていくうち…

　不思議な出逢いをした。 　私は、今までにない経験を。 　ううん、私の狭くて何もない世界では決して知ることが出来ないことを沢山得た。 　私は、恋をしたんだ―― ――― ある…

【250,000PV突破 読んで頂きありがとうございます。皆様のおかげでここまでこれました。】 異世界に行く事になった主人公、その時に神様にとあることを頼まれる。 それは神界や魔…

　2036年、政府と民間企業が連携し、試験的に導入されたBIC特区（ベーシックインカム特区）。 　大手広告代理店を辞め、特区で新たな生活を始めたアオイは、貨幣の概念がない世界に戸…

これはいつのまにか孤児院に居た少女がまともな女侍によって外の世界に引きづら世界の希望になっていく話だ。ちなみにそんなヤバい立場なった理由は主人公には無い。 （このお話は｛生きてい…

冬の季節を終わらせる春の日が来ないのは、光のない世界にとどまっているから。 明日の朝、君(光)に会えたら、冬が終わるだろうか。 いや僕はこのまま最期まで待つ。音のない静寂な世界に…

核で蒸発して死んでしまった主人公――明輝薫。 気づいたら転生していたので、とりあえずユノ・スランダードと名乗ることに。 漫画とかで見る女神もチートスキルもない世界で、なにやら魔族…

「短歌の秋」応募作品 テーマ「赤」

【第3回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト投稿作品】 「旅の醍醐味は、見たいと思っていたものが見れなかった時にある」 ――『勇者のその後の旅路』より引用。 東の果てのコス…

＊第3回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト「きみとの”〇〇な”癒しのひととき」への作品です 幼馴染の美容師見習いの実験台としてやってきた主人公。 二人きりの密室（？）空間で…

織斑弘人は転生者である。 転生先はありふれた異世界の一つで、人類と魔族が争うなんてことのない世界だった。 弘人はそこで魔王を倒し、人類に安寧を齎した―――しかし、世界は弘人を裏切…

月の綺麗な夜。 僕はラブソングを歌う君と出会った。その歌は温度のない世界で唯一の温かさを纏っていた。

人の顔が認識できない佐川陸は人が顔で判別できず、おまけに表情がない世界で生きてきた。 その生活にも慣れてきた陸はなんとか普通の生活に溶け込んでいた。 そんな中、偶然頭のないデュラ…