「1分で読める創作小説」を含む小説

朝は一日の始まり。昨日の続き。 ※無断転載禁止

かえして、かえして、かえして。 祈りは、怒りは、もう届かない。

いつも喧嘩ばかりの兄と弟。 夏休み最後の思い出に訪れた海で、彼らは波に乗る遊びに夢中になっていた。 憎たらしい弟、気に食わない兄――互いへの不満を胸に抱いたまま、二人は沖から岸へ…

奇妙な夢を見ました。ノンフィクション（一年前のことですが）。

天才先輩の秘密を知ってしまった 周りから天才でストイックと思われていた先輩が こっそり飲んでいたのはスポーツマンの天敵「コカ・コーラ」 その日を境に俺と先輩の小さな秘密共有が始まる

南は、友人の飯島が遊びに来るのを待っていた。 だが、なかなか来ない飯島。その時、南のスマホに着信が。 どうやら飯島は、人気のたい焼き屋がオープンしていたので、行列に並んでいるよう…

私は猫柳の精霊。 春にピーナッツの薄皮みたいな蕾から白いもふもふの花穂が顔を出す。猫のしっぽの様な愛らしい花芽を触ると皆が癒される。 そんな私に相談者が今日も訪れ、もふもふな処…

これは闇の中にいて、月の眷属になりたいひとに特に読んで欲しいと思う作品。作者は昔、自分が月の眷属だと思っていました。どんな光と関わりたいか聞かれ、考えたら「木漏れ日」でした。

真夏の交差点で再会したのは、置き去りにした初恋。「幸せになってね」と願ったはずの言葉が、鎖となって胸を締めつける。

僕は知らないうちにツチノコの神域に迷い込んでいたらしい。そこで少女と出会い、一緒にツチノコを探しに行く事になった。

わたしは結婚して、彼と一緒に住みはじめたけれど、何だか離れてしまった気がする。

空は、黒煙に覆われていた。 引き裂かれた翼、砕けた鱗、滲む血。 ……それでも、俺は戦う。 断翼のまま、この空に、最後の嵐を残すために。

一分で読める創作小説、参加作品です。 毎日何かに追われて生活している自分を、ちょっと笑い飛ばしたくなって書きました💦

猫には九つの命がある。 猫はただひたすらに純粋で、たった一人のために何度でも命を落とせる――その一言を聞くために。 これは、八つの失敗と一つの奇跡で紡がれた、猫と少女の命の物…

突然隣の席でプロポーズが始まり、思わず目を移す俺。視界に飛び込んで来たのは、ハイテンションで漫才をするカップルの姿だった。

料理の散文詩。

お城でひらかれた舞踏会。ところが王子様はセクハラ全開のスケベ野郎だった！ 夢破れたシンデレラは今宵、ガラスの靴を脱ぎ捨てて走る――