「恋愛 短編」を含む小説

異世界へ転生し、魔女として瘴気浄化の職務に就いている主人公。 そんな彼女の転生前の姿は、精神科に通院しながらカウンセリングを受けることで自分の”死にたい”という気持ちをずっしりと…

小春は私の親友だった。 　大晦日、いつものように小春から電話が掛かってきた。 「やっほ〜！いま、何してるの？」 「家でゴロゴロしてた…」 「そっか〜！お互い、彼氏いないもん…

病気を患っている少年、蛍はつまらない人生に痺れを切らし刺激を求め、幽霊が出ると噂の墓地へ出向いた。そこで出会ったのは月明かりに照らされる美しい女性…。 蛍の人生に一筋の光が差し込…

ある夏の日。 明日、久しぶりに遠距離恋愛中の彼と会うことになった黒髪の女の子。 「やった、明日晴れだ！」 窓際にはてるてる坊主。 彼女は明日のデートの準備をしていた――。 …

　てるてる坊主の証言のリベンジがしたくて書きました。 　ですが結局構造は同じです。 　そもそも、これは物語ではなく詩であるような気がします。 　

すすきのの小さなバー〈マリ〉が毎年春に開く、恒例の花見ジンギスカン会。 その煙のむこうで出会った一回りも年上のサラリーマン・高瀬智也と、大学生の佐伯遥。 毎年一度、春の煙の中で再…

宏樹はよく、昔のことを思い出す。遠くへ行ってしまったあの子との思い出だ。自由を夢見ていたあの子と、不自由に囚われたままの宏樹。そんな二人の想いがぶつかりあい、交差し、変わっていく…

隣の席の無口なクラスメイト、柚花。ある日から、俺の机には毎日、花言葉を添えた花が置かれ始めた。「永遠の愛」「あなたしか見えない」「情熱」……。言葉を失った彼女からの、これは純粋な…

あの日の黄色。君は覚えてるのかな？

「お前、告白とかしねぇの？」 クラスメイトの口調がやけに確信的だったから、あー、バレてんだなって思った…… 球技大会の打ち上げ 夜の河川敷 みんなではしゃぐ花火 高校時代って…

天文学部の神野透は、去年の彗星観測の夜に恋人・葵を失った。 事故とされたが、彼女の“死”を観測したのは透ただ一人。 ――もし、あれが本当に「死」ではなかったとしたら？ 一年後。…

真っ暗な暗闇の中、しりとりを始めたひかりとそうた。 言葉をつなぐたびに、ふたりの想いは少しずつ遠ざかっていく――。悲しくも切ない物語。 天野 純一様の自主企画「テーマは「しりとり…

悪魔であることを長年隠し続けたエリカ。ある村(ターコイズ)の近くである少年と出会う。 名をミズナラ。ミズナラと日常生活を交わしていくうちに、思いが芽生えていき、お互いの思いを知っ…

ある夜、チャイムが鳴ってドアを開けた主人公が見たものは……

イケメンと友達になってしまったことで主人公の女子高生は、陰口や悪口の対象になってしまう。 でもそんな彼女と一緒に怒ってくれるし、彼女を一人にしないように心掛ける彼の優しさは何故？…

――春、桜舞う季節。 都立A高等学校――都内でも屈指の進学校に、 平凡な男子・竹島悠真《たけしま ゆうま》は奇跡的に合格した。 人並みの学力、人並みの夢。 努力と少しの運で…

30秒で読める短編集となっております。 一休みのお供にして頂ければ幸いです。

頭のおかしい美少女ユリサは周囲の人間たちで好き勝手に遊びます。

自分の親友と交際している幼馴染に片想いをしている主人公のお話です。