「忘れる」を含む小説

音楽に浸って嫌な事を忘れるのが私の日課です。

　二人の脳裡から離れぬのは…自分を責め続けている、明良(おとうと)の痛ましい姿だけ……。弟の夢は…兄の夢……。忘れる積もりだったのに……赦さない……！

　愛した者を、未だ忘れられぬ者を、新しい恋をすることで上書きはできるのか。 　騎士アリシアは、トレジャーハンターのロクロウを愛していた。 　しかし彼はひとつの所に留まれず、アリ…

紙の日記じゃ続かない、SNSじゃ文字数が少ない。そう思った私はここで、体験したそばから忘れる日常の記録をすることにした。名前は格好よくもあまり気障ったらしくならんほうがいい。そう…

「今は何ひとつ関係ない。勝手に出て行ったんだから」 ────────── ※同性婚、出産が可能な世界観です。 戦前に移り住んだ王族が統治し、平和を築いている大国、ランスタッド。…

鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。 確かにそうだ。 よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。 これからも成功させるだろう。 ※ 2…

（もしも時間が戻るならもう一度あの日に戻りたい） 　自分勝手で恋人の誕生日に、恋人である白川杏を振ってしまった古村瑞樹。 けれど、彼はずっと振った事を後悔していた。付き合って四…

「略奪結婚」　番外編　 ＜あらすじ＞ 　私は、茉莉川杏奈は、短大卒業後、探偵事務所「黒薔薇」で働き始めた。 　探偵事務所に入って最初に私の指導係係になったくれたのが、のちに交際…

◆概要 ダンジョンマスターのダンジョン育成ものです。 ◆特徴 267　ダンジョンたずねて三千里 太一くん「アッ！　な、内緒っ」 ついうっかりでこんなことになるとは、彼自身も思っ…

【カクヨムU‐24杯応募作品】【第61回「文藝賞」落選作品】 今年で二十二歳になる三波は、二年前の夏に恋した中村さんのことを忘れられずにいた。いつもバイト先の窓から彼を探していた…

！これはノンフィクション小説です。普段私が書いている、児童小説とは全くの別物です。！ 私と私の親友と私の親友が好きだった彼、そしてその周りを取り巻く人々のおはなし。 一部残酷…

幸せな恋愛なんてとうの昔に諦めた。 それなのに…生意気な後輩が今日も私を口説いてきます

騎士×騎士、愛に勝る友情、対等BL （すれ違いまくる二人のラブストーリーです） 華やいだ文化を開花させ、磐石なる権力の元、かつてない栄華を誇る、大国クロフォード王国。 その豊か…

マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。 月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、そ…

　朝起きると、スマホのパスコードを綺麗さっぱり忘れていた。某リンゴ社のスマホは十回までしかパスコードを入力できないという仕様があるため、おっちょこちょいな女子高生・深春はどえらい…

泊まりに来る前日に別れる、別れないの大喧嘩。恋は苦手、1人でいる時間が好きだった。寂しい、会いたい、恋をしてるから当然の感情だって教えてくれたのに。

人生に漠然とした不安を抱く主人公。 そんな彼女のいつもよりブルーな夜の話。

広大なアンマー大陸を支配する大国、セラディア王国。7000年の歴史を誇るこの国家は、冷酷な支配者階級「ハミナス人」によって、多民族を抑圧し続けてきた。しかし、その絶対的な力の裏側…

一度は別れてしまった２人の道。６年振りに再会する。「今度こそ、放さねぇよ」ヤクザになった元彼×傷ついて変わってしまった女の子

趣味小説家、田狩里留（たがりさとる）を敬愛するブレメル星人は、彼の物語を受け入れない地球文明を完全に破壊した。調査官であるフロスの手によって地球人のデータは保存されていたが、復元…