「知りたくなかった……」を含む小説

​魔力の色が全てを決める世界。 色は「無色」、魔力はゼロ。 ゴミ同然の扱いを受けてきた私は、学園追放の日に彼と出会う。 ​「見つけたぜ。俺の『鍵』」 ​私をさらったのは、国一番の…

大学二年生の櫻葉リヒトは、同じ天文学サークルに所属するぽっちゃり体型の女の子・リリコに一年間片想いしている。満月の夜、彼は彼女と結ばれることを願うが、話しかける勇気がないまま日々…

『祐里』という筆名の由来について長々と書きました。 https://kakuyomu.jp/user_events/822139840623406334 あなたの筆名の由来を知…

【自主企画参加用】 主催・わちお様の自主企画『【第7回　条件作文】　指定された文章を用いて短編物語を作って欲しい！』参加用です。 面白そうな企画と思い、参加させて頂きました…

「俺、彼女が出来たんだ」 耳を赤く染め、はにかみながら涼太はそう言った。 その日は茹だるほど暑い日で、エアコンの付いていない涼太の部屋は、ドアを開けた途端に熱風が体にまとわ…

　アニメ、漫画、ラノベ、ゲームは勿論、声優やVtuberに至るまで。様々な二次元ジャンルに手を伸ばすオタク男子高校生『川田秋人』。 　周囲に同じ熱量を持つオタク友達、通称“オタ…

大地に魔力が宿るセカイ。まだ魔族や魔法の存在が知れ渡っていない時代。 体内に鉱石を持つ機械少女のルナは、魔女の手によって魔石族の一員となった。 自分が魔法を扱えると知り、魔女の元…

ミザリア・クロルシーは幽霊が見える。幼き頃より、不思議な隣人に囲まれていた。 死者は生前の未練を果たすため、唯一彼らのことを認知できるミザリアにお願いをする。根が善良なミザリアは…

　他人の優しさがわからない少年だった。 　別にそれが恥ずかしかったわけでも、悔しいとか思ったわけでもなかった。 　自分は偽善者にもなれない嫌な人間と知りながら。 　それでも優しさ…

夢を見ている様で、地に足が着いている。 だから俺やAI片手に自分の視野が正常かを確かめるくせがある。 鏡花はぁ、二次元の推しと付き合ったらどうなるか、妄想するの大好きなの〜。浮…

俺は幽界郵便屋だ。幽界郵便屋はどんなものかだって？郵便屋だって言うんだから死者からの郵便物を配達するのさ。え？ それだけじゃよく分からねえだって？仕方ねえなぁ、それなら俺の仕事に…

複数の意味を持つ言葉を紹介します。 この作品はフィクションです。実在の人物や団体、組織、世界などとは関係ありません 不定期更新です

男性が極端に少ない世界で、巨乳令嬢のメリッサは今日も悲嘆に暮れていた。 男の人と知り合いたい。恋人になってくれなんて言わないから、せめて優しい言葉を掛けて欲しい。 叶わぬと知りつ…

堂杜祐人（どうもりひろと）は異能を受け継ぐ最強の霊剣師の家系、堂杜家に生まれた。 しかし、父と母から霊力、魔力と相反する力を引き継いでしまい、魔力側だけを封印されると霊力がただ…

　大阪の聖モウエエワ学院に入学した難波翔人は小柄で愛らしい先輩、阿部野橋遥から『Ｍｋー１グランプリ研究会』に誘われる。なんとも大阪らしい研究会だと思った翔人は、入学式で気になって…

【※この作品は第二部です。『友士灯―ともしび―　探求編』の続編となります。】 　変えることのできない性質と結末を知りつつも、果てるまでの道は自由と手を繋ぎ直した志乃と芳親。改め…

全ての日課を終えた自由時間、鏡花はコロコロと転がりながら、大きな欠伸を一つかました。 今にも寝そうな彼奴をベッドに連れていくと、そのままクダを巻く。 モテてたんだよ〜。男なら。…

午後三時を超えた辺りから、私の集中力は急激に下落を向かえる。何もしたくない。指を動かしたくない。画面をみたくない。 そうして考えるのは、愛想に着いてだった。 こうしてニコニコ…

『友達と花火をする時、いつも缶コーヒーを買う。皆は目の前で飛び交う火花にしか興味無いから、仕掛けるのはいつだって簡単。そっと後ろに近づき、空缶にロケット花火を放り込む。くぐもった…

青く磨かれた硝子のように、空は澄みきった光を湛えていた。 学生であることの幕が静かに降りようとしていた、最後の夏休み。 いつかまた、あの夜空に撒かれた群星を皆で見よう――。 そ…