「短編百合」を含む小説

高校生の御影未月は、カースト上位に位置する、クラスで人気の柚宮陽依を邪険に扱っていた。しかし、ある日を境にその関係性が一変する。

薩摩（鹿児島）を舞台にした女性たちの短編集です。 どこからでも読めますが、最終話だけは他の話を読んでからの方がいいかもしれません。 小説家になろうでも公開しています。

女子高生の環は、目立つことが大嫌い。そのせいで演劇部を辞めることになったのだが、今度はクラスのダンスのセンターをやらされることになってしまい、一部の女子から嫌がらせを受けてしまう。

葉佩満紗良（はばき みさら）は親友の鈴世（りんぜ）と共に妖精の森へと足を運んでいた。 親の都合で引っ越すことになった鈴世との思い出作りのために訪れた土地だが、そこに住む妖精は不思…

　教員の梓は、恋人である宇宙船外作業員の凜とお互いの感覚や思考を交換し合うように生活を共にしている。 　”完全なプラネタリウム”は精巧なもう一つの宇宙とも言えるもので、宇宙の完全…

KAC2025向けに。 ゆるく百合 テーマ「妖精」の短編

亜麻香 結菜（あまか ゆいな）はとある大学に通う二年生。 彼女が所属するサークルには美人でクールな花谷 花梨（はなや かりん）、通称花谷先輩がいる。 亜麻香は厳しくも優しい花谷先…

人気アイドルグループ「スターライト」のセンター・星野リサが突然活動停止。翌日、佐藤花子のクラスに転校してきた神崎美咲は、なんとリサその人だった！　熱狂的ファンの花子は突然の推しの…

後輩のニカは、猫背でひょろひょろな私とは正反対。ちっちゃくて可愛くて、だけどそれが帳消しになるぐらい、とんでもなくウザい。 今日もニカは、大学の中庭で私にまとわりついてくる。気…

同窓会に行ったら私が憧れたクラスメイトが普通でつまらない大人になっていた

両片思いな二人が、仲良くなる直前の物語。

KAC20252『あこがれ』。ひょんなことから推しのコスプレイヤーと憧れの先輩が同一人物だと気づいてしまった女子高生のお話です。

『2025年度　新潮新人賞』の応募作品として執筆を続けてきたけど、期日に間に合わなさそうなのと、知人から過酷な辛口批判を喰らったので、お蔵入り。ここに供養。 ※注意：未完絶筆。

名家である浮蔵家のひとり娘、乃得（ノエル）は生まれつき現代医学で治療不可能な難病を抱えていた。 わずかでも生存の希望にすがった両親により、１５才の彼女は試験段階だったコールドス…

とある地方の高校――その中で第五文芸部という小規模な部活に、たった2人で所属している桜花くみと高世むつみ。 特に文芸部っぽいことをするわけでもない彼女たちが、進路希望調査票を貰…

親友の葉山逢の結婚式当日、カメラを手に宮本涼は祝福の世界を切り取る。高校時代、孤独だった涼を救ってくれた逢。しかし、純白のドレスに身を包む逢は、もう手の届かない存在になってしまっ…

流し雛をしよう。親友の佐倉のそんな願いを聞き入れたヒナだったが、なぜか川に流すのは雛人形ではなくヒナと言うことになっていた。 「これが本当の流しヒナ」 「やかましい」

KAC2025参加作品。 とあるご家庭のひな壇では、お雛様と三人官女のひとりが禁断の関係を築いていた……。 900文字ジャストです。

　幼馴染の千鶴にあそこの毛が生えた。 　アトリはどうしてもそれが見たい。 　アトリと千鶴。 　幼馴染二人の無自覚（片方のみ）すれ違い（？）ラブ。 ※二話完結の短編です。