「昔は」を含む小説

-昔々阿修羅は戦の神として畏れられていた。 それに憧れていた俺に今では夢も希望も無い。 そんな時兄貴は殺し屋を雇って俺(山田太郎)を 殺しにかかってくる。その過程で実は俺は阿修羅…

よく友人には変だと言われるが、菜華の好きな香りは実家の蚊取り線香の香りだ。 ある日、実家に帰ると、小さい頃と変わらずに母は石鹸を作っていた。 実家を出る間際、母からもらった“白い…

社会人の私が、昔を思い出しながら、町を歩く話です。人形の町を。

遥か昔、この星に川や海があった時代の三の月に、ひとがたを流す風習があっという。 紙や藁で作った小さな人形を小舟に乗せ、祈りや願いを託す。今――小さな人形に込められた想いは、いつの…

高校二年生の春、新村 初（にいむら はじめ）のクラスに転校生がやってくる。 転校生の名前は 姫野 咲（ひめの さき）。 その名前に初は驚く。 中学生の時に大喧嘩をしたきり疎遠に…

　初恋が砕け散ったよわよわな姉を、絶賛姉に初恋中のつよつよな妹が溺愛して、とろとろ(意味深)にする百合です。 簡単な人物紹介 主人公:ミハル 失恋で傷心中に妹に言い寄られて堕…

かつて西方世界には、千年に渡る大帝国があったという。 そう語られるのは既に五百年は昔のこと。しかしながら、その大帝国は未だ東側だけが残っている。 数多の玉座の主と、国制の幾度かの…

研究所に勤める好奇心旺盛の博士と、何でもそつなくこなす助手。 ある日博士がとんでもない事をしでかした… ＊昔々…リレー形式で書いたものです

『KAC20251』『900字』『トリの降臨』 本当になかった、怖い話です。 ある年、卒業式を挟んだ前後で、その学校の卒業生達は失踪をしていた。 だが起こり始めたのは、自由登…

　民俗学オタクの俺は帰省がてら地元近くにある寂れた村に訪れた。そこには、321個の祠があって、666つ子が居た。 　一夜にして起こった665人の殺害、 　蛭子化現象、 　神と人の…

普通で何でもないレストランの店長である少年 どこか不思議な雰囲気を繕う彼は、エメラルドの瞳を以ていた。 昔からの言い伝え、『宝石の瞳』 迷信だと思われてきた瞳は実在した。 …

僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる。この能力は僕だけに授けられた特殊な能力のようだ（一秒でできること） 幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた（お姉ち…

かつて「破界の魔王」と呼ばれた男エクスムンド。3度にわたり世界とたった一人で戦かった彼だったが、勇者クリスとの激闘の末敗北、遂に完全封印された…。 時は流れ、封印が無事に解け晴れ…

毎年楽しみにしていたひなまつり。でも当日から3日も海外出張に行くことになった。 3月6日にはお雛様を仕舞わないと、お嫁に行き遅れるって昔から言うでしょう。 だから私は急いで家に向…

昔、ある所に場所取りの翁と言う者がおった。

【KAC2025参加作品】 3月3日は特別な日であり、忘れられない日。 大和は昔の思い出に耽る。

素晴らしい言葉を放てど、嘲笑を浴びて殺される事もあれば、平凡極まる言葉でも、人の心を動かす事もある。 そんな生ものの中で、私が何かしらの印象や影響を受けた台詞や文を、ちょっとした…

3月3日のある日、白藤雄大は昔のことを思い浮かべていて

人類は、洞窟の奥で生き延びることを選んだ。 外の世界は強大な生命に支配され、人間はただひたすらに「生存」を続けるしかない。 そんな人類の外の世界を知るための探索隊の一員として、…

アカウント消す前のレガート王国のお話です。結局はこれが第一に来るので。 あらすじは、双子が運命に翻弄されてたどり着く先を見届けてください。