「１分で〇〇」を含む小説

1分で読める創作小説2025用 残された紫（むらさき）の話。

掃除を生業としています。 いわゆる掃除のおばちゃんの、ちょっとしたつぶやき。 ハーゲンダッツ食べたいなぁ〜♪

頬に浮かんだ吹き出物は、やがて笑う「口」となり、数字を告げ始める。 一時間ごとに減っていくその声は、まるで未来の自分が囁いているかのようだった。 止める術もなく、数字は確実に零へ…

暗闇の森で、孤立した特殊部隊員が敵将を狙う。心拍を抑え、風を読み、引き金を引く瞬間、背後に忍び寄る影が彼の運命を変える。1分で決着の戦い。

徒歩通学する「わたし」は雨の日が嫌い。 けど、ささやかな秘密の仕掛けを思い付いてからは、雨の登校も好きになった。 けどまさか、そのせいで彼に寄り添う妄想を膨らませるわたしの気持ち…

ドッキリかと思うほど推しに似た彼女を得た俺。だけど彼女は驚くほどのヤンデレで。束縛の隙間を縫って推し活をしようとしたものの、彼女にバレてしまったようで。

　いまの祖父を見ているとまったく信じられないが、当時、小学生だった祖父はどんくさくて気弱な性格だったみたいだ。馬鹿にされて、泣いて帰ってくる祖父を偶然見掛けて心配したのだろう、近…

　ナツコは友だちと言いあってしまった。放課後、少し元気なく図書室へ行くと。

手術室は神殿。医師である彼女は、肉を裂き命を救う神官のように僕の目に映る。 虚脱に沈むその抱擁の中で、僕は恋人でも伴侶でもなく、ただ供物として温もりを差し出す。 ※1分で読める創…

【ハーゲンダッツに釣られた作者が贈る、1分で読める創作小説】 回想からの今を描いたショートショート作品です。 募集ジャンル不問ということで、毎回どのジャンルを選べばいいのか悩む…

ちょっとした日常のワンシーンを切り取りました。 時々ノンフィクション、作家自身の夢日記が元になっています。 1作品30秒～1分で読める、三題噺の超短編集。それぞれ1話完結なので…

患者さんと付き合っていることは誰にも言っていなかったので、病院の中庭でこっそりと手を繋いで散歩をしていました——

主人公の「俺」は「彼女」に飽き、親友である「あいつ」の恋人である「あの子」を欲する。彼は、その親友もまた自分の恋人を密かに欲していることを見抜いていた。 互いの欲望を満たすため、…

ずっと、ずっと大好きな幼馴染。 彼と同じ高校に行きたいのに。 限界受験生中３女子と幼馴染高２男子。 ２人の日常を、約1000文字で切り取ってみました。 『1分で読める創作小…

”す～かぁ～す～かぁ”

※「1分で読める創作小説2025」参加作品です。 あの夏、一人の少年が犯罪を犯した。 その犯罪が今暴かれる。 ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係あ…

1分で読める創作小説2025 参加作品。

恋、喪失、再会、裏切り、そして、魔法や機械。 1000文字以内で完結する、あなたの心を少しだけ揺らす物語たち。 通勤中、寝る前、何も考えたくないときに。 どこからでも読める、掌編…

あらすじ；大学２年生の榊《さかき》の住むアパートに 「お前の隣に七福神が越して来たからよろしく頼むぞ」と大家である叔父から連絡があった。 叔父は昔から言葉の数が少なく一言、二言の…

『1分で読める創作小説2025』応募作品となります。 とある子連れの夫婦が公園に娘を連れていったら、そこで幼い娘はある光景を目にして……。