「短編/人外」を含む小説

孤島で寄り添い合って生きていた少年 セイ と少女 サナ。 二人は親に捨てられたが、互いがいたからこそ孤独を癒やし、ささやかな日常に幸せを感じていた。 しかし、ある日セイが釣りに出…

甘やかしたがりで甘えたがり。 似たもの同士の恋人の2人だけれど、 和樹には素直に言えない本音があった。

　霧島美知子は追い込まれていた。 　上司からの鬼電に。 　毎月の支払いに。 　実家から送られてくる仕送りと同封された脅迫状に。 　もう全てから逃げたくなった美知子は事故物…

契約主である龍也に「触れるな」と命じられた使い魔、霞。 主の魔力がなければ生きていけない霞は、触れることをやめられなかった。 霞の恋は、二週間に一度だけ花を咲かせる。

　すぐ本編を書くわけではないが、書くつもりはある。 　とりあえずプロローグ部分を書いてみました。

人のいなかった頃から森に棲み、いつしか神の使いとされ社を与えられた狐。 いまや社は崩れ、人も訪れない。ある日、死に場所を求める男が迷い込む。 追い出すことも、永遠の夢に溺れさせる…

集合意思に統率されたアリの世界。 そんな中で自らを自覚し自由意志を持つ1匹の特別なアリ。 彼は自らを特別だと思い、実際に他のアリとは違うという意味でも特別であった。 そんな彼がひ…

主人公の餅夫は、インスタント食品の工場で働いている。が、仕事に慣れず同僚に小言をいわれるばかりの日々。 そんな彼の前に現れたのは、ミンナという異世界のエルフの魂が入り生命を得た…

静かな午後の昼下がり 今日も読経の声が聞こえてくる あの人の声かしら なんて思ったのは束の間のことで すぐにそんなことはないと思い直した 【掲載サイト】小説家になろう／NOVE…

それは人が足を踏み入れてはいけない領域 道を見失えば容易には戻れず 何が起こるかはわからない 行く手に佇むのは本当に人―― なのだろうか 【掲載サイト】小説家になろう／NOVE…

ロードバイクで旅をしていた男『カモ』は福井の東尋坊を目指して走っていた。 目的地までもう少しというところで、『ヤタ』という男に出会う。 嫌な予感がしたので逃げようとした。 だが、…

西暦2019年、夕暮れの神社で孤独な12歳の少年・十之葉 樹は、舞い散る桜の花びらを眺めていた。そこへ現れたのは、「桜」と名乗る不思議な美少女。彼女は少年をじっと見つめ、初対面な…

地球探査へ戻る船内での記録

“推しロス”の私の前に現れたのは超絶顔のいいヴァンパイアでした。 ※この作品の大半は「」で構成されています。

ある事故により、善良な人間の精神が邪悪な人外の体に入り込んでしまう。 相反する二人の存在は、互いに理解しがたい価値観や欲望の衝突を生む。 さまざまな出来事を経るうちに、衝撃の…

魔王を倒し、大往生を遂げた勇者アレックス。 輝かしい人生の終着点で、英雄にふさわしい天国ライフが待っている！ ――と、信じて疑わなかったのに。 「思ってたのと違う！！」 こ…

魔物の攻撃が効かない特異体質の孤児ザクロ。彼女は王子の護衛として育てられ、王子にも妹分としてかわいがられていた。 ある日、彼女の話を聞きつけた最強の魔物が城に乗り込んでくる。ザク…

死んだはずの僕は、スマホの通知として転生していた。 送れるのは一行だけ。 最初は無視されても、彼女の「ありがとう」で僕は救われた。 しかし便利な声にすぎない自分を自覚し、遠くない…

会社員の鬼頭は同僚から食事に誘われたが、すげなく断ってしまう。いつも外食の誘いを断る彼には、他人には言えない理由があった。

10年前、とある高校で村に伝わる「儀式」が行われた。その後、学校は閉鎖の後に廃校。村は廃村となり、ダムが建設され水の底に沈んだ。 そういう噂話について取材を依頼された岸本は、当時…