「北条家」を含む小説

弘治三年（1557年）、信濃（長野県）と越後（新潟県）の国境――信越国境にて、甲斐の武田晴信（信玄）と、越後の長尾景虎（上杉謙信）の間で、第三次川中島の戦いが勃発した。 先年、北…

今は昔、戦国の世の物語―― 父・北条氏綱の死により、北条家の家督を継いだ北条新九郎氏康は、かつてない危機に直面していた。 領国の南、駿河・河東（駿河東部地方）では海道一の弓取り・…

※猿の内政官　～天下統一のお助けのお助け～　https://kakuyomu.jp/works/1177354054889446746　という作品の外伝です。猿の内政官の息子　h…

　作者が連載させていただいております、こちらの外伝作となっております 　華の大江戸幻想絵巻～北条煉弥の事件簿～https://kakuyomu.jp/my/works/117…

戦国の武蔵野に覇を唱える北条家。 しかし、足利幕府の名門・扇谷上杉家は大規模な反攻に出て、武蔵野を席巻し、今まさに多摩川を南下しようとしていた。 この危機に、北条家の当主・氏綱は…

戦国の武蔵野は、山内上杉家、扇谷上杉家を中心に争いが繰り広げられていた。 この戦乱の中、古の執権・北条を名乗る武将が躍り出る。 その武将の名は北条氏綱。 彼の北条家が、武蔵野の…

上杉謙信は日本海側の越後という織田家や北条家とは恵まれない場所であったが、関八州を平定すべく、あるいは、室町幕府を安定させるべく、縦横無尽に駆け抜け、義という篤き思いを胸に秘めて…

　昌幸は、有能な兵力と結束こそが勝利の鉄則と考えていた。その頃、真田家付近の甲斐・信濃は、空白地帯となっていた。その地を巡って、北条氏直、徳川家康、上杉景勝が争っていた。 　当初…

天正19年も押し迫ったとある冬の日、京都の桜井屋敷にて隠居する酒井忠次の元に一人の男が訪ねてきた。 その人物は、前年小田原征伐で関東を追われた北条家の一人、北条氏規であった。

殺伐とした平安時代末期（せいきまつ）に戦国の魔王が！ 本能寺の変で死んだはずの織田信長は、北条家の娘として平安末期の関東に転生する。 貴族中心の社会で、女として生まれ、身分も卑し…

くだんとは予言をする聖獣。歴史に残る大凶事の前に生まれる。短命。 鎌倉時代の草創期。くだんは源頼朝の長女、大姫として現世に現れた。 大姫は地獄の鬼を「しもべ」と呼び、配下にしてい…