「短編ファンタジー」を含む小説

もし実際に魔法が使えるとしたら、その人を羨ましいと思うだろうか。 よく言えば魔法使い、悪く言えば魔女。 魔法使いと言えば聞こえはいいが、魔女と聞いたらどうだろう。 ※「エブリ…

花街・紅灯《こうとう》の川にかかる小さな橋。 そこには毎晩、0時前になると“名乗らない青年”が立つ。 茶屋で働く灯里《あかり》は、仕事帰りにふと彼と話すようになり、 夜ごと少しず…

高価な荷物を置き配にするのは怖い。日時指定したその時に限って、急用が入る。 そんな経験、ありませんか？ その悩み、サンタパックが消し去ります！ 受け取り不要！ 即日深夜に枕元へお…

異世界に転生した普通の少年リオ、真面目だけど短気な剣士カナ、そして謎の小動物モコ。 今日も「世界を救う」という大義名分の下、ドタバタ依頼に巻き込まれる――魔王城の掃除、迷子ドラゴ…

※RPGでようやくラスボスまでたどり着いたのにパーティ半壊して回復アイテムも切れて「くそー街戻んなきゃいけねーじゃんもうっ」って感情になったときを思い出しながら書きました。 第…

ある日、一人の幼い少女が持つ力によって一国の半分が死滅した。 その力は少女自身、制御できない凶悪極まりない力。 誰よりも心優しい少女の意思とは関係無く放たれてしまった『ソレ』…

札幌に住むクール系ストーカー魔女とアルバイト大学生の日常をお楽しみください。 ※「カクヨムコンテスト11【短編小説部門】」への応募作品です。 読者選考があるので、作品フォローと…

世界を静謐に揺るがすピエールとジョゼフィーヌの会話文

本編「エーテリウムの環」 https://kakuyomu.jp/works/822139839921612492 神の子セラエルと魔族の娘リリセアは、争いのない世界を願い、人…

※100％手描き【短編完結済み】 にゃんとも不思議なビターチョコ風ファンタジー恋愛ショートストーリー！ ご賞味あれ！ ※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関…

　ある世界が歌を得た話。 　創世伝承風短編。

私はたまに、水色の光を見る。その光が現れるところは世界の隙間であり、そこにあるのは昨日見た夢の続きだったり、遠い惑星の呼吸だったり、あるいは誰かが置き忘れた未来の記憶の断片だった…

朗読向けに色々な短編小説を載せていく予定です。 随時公開していくのでご自由にお使い下さい。 もちろん普通の短編なので小説としても楽しめます！ 使用の際には私の名前とURLを載せ…

「今までの私ちゃんに"現代ファンタジー"をさせたらどうなるんだろう？」 結果「大学生活」＋「オムライス」＋「ボクシング」 ＝『普通であろうと努力している人』 もう闇鍋感が出てき…

ピッケルとルーフェン。二人の小さな物語。

愛する彼女をトラックの事故から庇い、その短い生涯を終えた男。 しかし、その自己犠牲の精神は、天界の女神の心を強く打ち震わせた。 「これほど強靭な精神……素晴らしい逸材です」 女神…

世界は崩壊し、人々は異能に目覚めた。 そんな世界で、非能力者の人間《ミルク》はどう生きるのか。 暴走した能力者から逃げ惑い、家族もいない。ただ1人「生き抜く」だけの日々に、一つ…

ある事情からふと『思い出されることを待つ道』へと迷い込んでしまった青年、凬巻散理。広く伝わっていた話によれば、そこは誰かから忘れられたさまざまな『記憶』が、主に思い出してもらうた…

都会から、仕事から、そして自分自身から…あらゆるものから逃げたかった主人公は、ある日、ふと目にしたバナー広告「一泊二日、山奥の古民家で過ごしませんか？」というモニター企画に応募し…