元現役ＪＫと行くアウトローなダンジョン生活

この世界にはダンジョンがあり、そこで生きていく物語！

そして、そこにはリアリティが耐久されてるんです！！

多くを考えさせられる作品とも感じますので、ぜひご一読を！

アウトローという冒頭からの少しダークな感じから、読み進めていくと次第に嵌っていくピースが気持ちよく、何故？という過去の部分の回収が素晴らしい作品でした。

戦闘描写も凄く、終盤は特に手に汗握る展開で読み応えがあります。

完結していますので、もし作品を読み始めたのなら二人の出会い方から最後までを読めばこのカルタシスはわかると思います。

是非、読んでみてください。

現代ダンジョンもの　このジャンルの醍醐味ってなんだろう。

と、考えたときに自分が最初に思いつくのは、リアリティ、というものです。


もし現代に本当にダンジョンなんていうファンタジーな物が出現したら、
『その社会はこうなるんじゃないか？　あんな事件やこんな事件が起こるのでは？』
というものですね。


じゃあその、変化した社会、というものを描くときに、何を軸にすればより鮮烈に描ける？

例えば最近流行の『配信系』もその有力な一つです。
では、この作品の場合は何か？

アウトロー　これです。
ダンジョンにまつわるルールや法律を掻い潜って生きる者が軸になります。
ここが作品の斬新さです。

彼…続きを読む

本作は現代にあらわれたダンジョンをめぐる物語。
ダンジョンを探索するのは、基本的に政府公認の冒険者ギルドに所属する冒険者。ギルドの許可なくダンジョンに潜ることは法律で禁止されている世界。
そんな世界で機械義手の少年、加古川誠は無許可の冒険者をして生活しています。
ある日、そんな加古川はダンジョンに誤って落ちてしまった女子高生の飛田貫伊織を助けて……

本作は人気のダンジョンもの小説です。
重厚でシビアな世界観のなかを主人公たちは奮闘します。そんなシリアスな状況の中にいる一人称が『僕』な元女子高生の存在は、心のオアシスでしかなかった！
戦闘シーンの描写がとてもリアルで、躍動感のあるシーンが満載…続きを読む

ダンジョンものは人気ですが、こちらはなかなかに重厚な筆致で読みごたえがあります。
そんな中、会話文は極めてライトな感覚で、シリアスなダンジョン世界の中でほっと一息付けるような安心感があります。
物語はガールミーツボーイの女性主人公ですが、熱いノリは少年漫画のそれ。
ぜひこの作品を読んで、濃密なダンジョン物語を堪能してもらいたいです。

最新話の15話まで読んだ時点でのレビューになります。

ダンジョンものですが、描写は本格的です。なので、ちょっとグロイと感じちゃう人もいるかもですが、私はあんまり気にはならなかったので、大丈夫だとは思うのですが念のために最初に言っておきます。

えっと、主人公はいい意味でも悪い意味でもJK的な性格をしてまして、なんというか正直好き嫌いが分れる主人公だと思います。ただ、回を進むにつれて物語にフィットしていく感じがあって、それが読んでて心地よさにつながる部分があって、それがこの小説の魅力でもあるわけでして・・・

確かに、最初のとっつきは弱いところはありますが、読みこんでいけば面白い小説だと私は…続きを読む

読み手の心を掴んで離さないという意思がはっきりと感じられる衝撃でした！
この世界はこういうものであり、それ以上でも、それ以下でもない。と懇切丁寧に教えてくれます！

安寧と言う言葉が限りなく似合わないヒリついた世界は読み手が喉の渇きを覚えてしまうほどの悲壮感を覚えます！
まだ数話であり、主軸を掠めた程度でこのインパクトは他の作品では味わえないでしょう！

アウトローという意味を知りたい、ではなく感じたい方、必見です！