概要
荒れる海。北への旅の唯一の道は、海の妖異を撃つ舟に乗り組むこと。
南の地より、北の彼方を目指して旅をつづけてきた一人の男。
その旅路は、荒れ狂う北の海にて閉ざされた。
なんとか荒れた海を越える船はないものか、探す男がようやくたどりついた船は。
溟僧正(うみそうじょう)なる海魔を討たんと船出を待つ、正気ならぬ狩人どもの舟であった。
地獄そのものの嵐の一夜へと漕ぎ出す、和風ファンタジー短編。
『カクヨム10テーマ小説コンテスト』に「骨太ダークファンタジー部門」で参加させていただいています。
その旅路は、荒れ狂う北の海にて閉ざされた。
なんとか荒れた海を越える船はないものか、探す男がようやくたどりついた船は。
溟僧正(うみそうじょう)なる海魔を討たんと船出を待つ、正気ならぬ狩人どもの舟であった。
地獄そのものの嵐の一夜へと漕ぎ出す、和風ファンタジー短編。
『カクヨム10テーマ小説コンテスト』に「骨太ダークファンタジー部門」で参加させていただいています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!潮の臭いが漂ってきそうな、妖美に彩られた暗黒幻想譚
広大で美しい一方、底知れぬ闇がひそんでおり、異界への入口――いいえ、異界そのものともいえる海。
本作に登場する海坊主をはじめ、古今東西海には船幽霊や七人ミサキ、シーサーペントやクラーケンなど、さまざまな妖怪や怪物が棲むといわれていますが、それも当然のことでしょう。絶滅したといわれている巨大ザメ、メガロドンだってひょっとしたら――。
主人公は、北の洲へと渡るため、海坊主の親玉のような妖怪「溟僧正」を撃つという舟に乗りこみます。
そこで彼が遭遇する地獄絵図とは、秘めたる過去とは――。
海の恐怖と怪異を、潮の臭いが漂ってきそうなほど、舟の揺れが感じられそうなほど生々しく描きながらも、作者様らし…続きを読む