琵琶法師の唄にもなりそうな

筆を叩きつけるような激しさを感じさせる絵巻。
そんな印象が残る中編。

回想の中の朱と、荒々しい夜の海原の黒。
その対比も見事で、どこかリズミカルな文章に次へ次へと誘われて読み進んでしまいました。

そして誰も彼もが何かしらの闇を抱えている。
深淵を覗き込むような感覚がある、お勧めの和ホラーです。

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