概要
至高の喜びとする死神がいた。人々はその怪物のことを【冥恐の死神(めいきょうのしにがみ】と呼び
力を合わせて聖なる岩に封印することに成功し、その岩は決して撤去してはならない【死神の岩】として
人々の間で守護されてきた。
時は現代、旧校舎の跡地にその【死神の岩】を持つ織音学園(おりねがくえん)では、多目的ホール建設
のためにその岩が遂に撤去されようとしていた。しかし、工事日が近づくにつれて不気味な現象が起こる
ようになり、2年生の氷上憲治(ひかみ けんじ)が所属している新聞部は【冥恐の死神】について調べる
方針を固めた。
幼馴染でクラスメイトの白雪帆乃(しらゆき ほの)、同じくクラスメイトでお調子者
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「……まさか本当に死神が……復活したの?」
本作は、学園の敷地内にある「死神の岩」の撤去を契機に始まった不可解な連続殺人事件について、高校の新聞部員たちが謎に挑み、真実を暴く学園ミステリーです。
一見では、「“冥恐の死神”の伝説が現代に蘇り、次々と女子生徒が喉を切り裂かれていく」というホラーテイストな物語です。
しかし、読み進めていくと、本格的なトリックや伏線がふんだんに撒き散らされていることに気づくはずです。
特に、「死神が瞬間移動を遂げた」と思わせる描写は、この物語を『本格ミステリー』たらしめんとする決定的な要素になっております。
また、新聞部員たちも魅力的であり、ヒロインたちの愛らしい言動が絶妙なオアシスとして引き立って…続きを読む - ★★★ Excellent!!!恐怖の伝説を追う学園ミステリー!
とても面白かったです!
学園、死神、そして次々と起こる殺人事件…学校全体がパニックに陥る中、事件解決のため立ち上がる新聞部。
そのメンバーも全員が個性豊かで、読んでいてとても楽しかったです。
主人公である氷上憲治の勇気、そして悲しんでいる生徒に寄り添う優しさが胸を打ちます。
魅力的な女性キャラクターが多く、特に部長の愛音先輩は推理力があり頼れる存在なのですが、完璧に見えて弱い部分もあり、そういうところに好感が持てます。
ヒロインである帆乃ちゃんも純粋で優しく、憲治と他の子が仲良くしているとヤキモチを妬くところが可愛いです。憲治が良い男なのは認めますが、友達思いで頼れる淳也のことも恋愛対象に入…続きを読む - ★★★ Excellent!!!学園に潜む伝説の死神の正体とは!?
織音学園には【冥恐の死神】という怪談話がある。
その死神を封じ込めたとされる【死神の岩】が撤去される当日、新聞部メンバーが取材に向かう――というところからストーリーは始まる。
学園ミステリーだ。
怪談話がもたらす怪奇な不安感と、実際に起こる猟奇的な殺人事件。
これは推理小説で言えば、エドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』にまでさかのぼることができる伝統的な仕掛けだろう。
この、恐怖を理性によって解体して論理的な快感を得るという体験は、何より私の愛するところだ。
レビューを書いている現時点ではまだお話は折り返しというところだが、被害者たちの名前にまつわる謎や思わせぶりな人物の登場など、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!本格的な学園ミステリ! おもしろいです。
この学校では、旧校舎の跡地に「死神の岩」と呼ばれる大岩があった。
その岩は、200年前、若い女を好んで殺す死神を封じた岩だと言い伝えられてきた。
しかし、アホな(というか裏金で儲けるため)校長が、多目的ホール建設の為に、「死神の岩」撤去を強行してしまう。
その頃と前後して、学校では不気味な現象が……。
そしてついに、惨劇の幕は切って落とされ、女生徒が殺害されてしまう。
目撃者によると、〝死神〟によって……。
本格的な学園ミステリ。
トリックや伏線もたっぷり!
主人公の高校二年生、憲治は、新聞部の仲間と一緒に謎解きをしていきつつ、女性からモテモテです。
おもしろいですよ!
私はぜんぜん、ト…続きを読む - ★★★ Excellent!!!巣喰うは学園の悪魔。探偵役は新聞部員たち! 青春の冥恐を推理で照らす!
皆さん、ミステリーはお好きですか?
昨今、名探偵コ〇ンが国民的漫画・映画になっていますが。双璧をなした「金田〇少年の事件簿」そちらを彷彿させるオカルトホラーテイストの、本格ミステリが、この作品です。カクヨムで読めます。
それが冥恐の死神伝説殺人事件~瞬間移動を使い、乙女を狩る怪物~です。
本格ミステリにおいて、怪奇と幻想は切っても切れない関係にあります。
それが、身近な学園で起こったら?
探偵役は、個性豊かな新聞部員たち。
このメンバーだけで、ラブコメが書ける(作者様なら書ける)華やかなメンバーですが。そこに凄惨な連続殺人事件が、息をつかせず探偵達と読者に襲いかかる。
役に立たない大人…続きを読む