概要

春が来る度、あの日の風を想い出す。
――春が来るたび、あの日の風を思い出す。

怪我で入院した朝倉陽翔は、病室でひとりの少年・綾瀬湊と出会う。

外の世界を知らない彼は、風の音や光の揺れをまるで生き物のように語った。

最初はただの隣人だったはずなのに、
気づけば陽翔の心は湊の存在に惹かれていく。

退院の日、陽翔は言った。
「また来るね」
しかし次に訪れたとき、湊の姿はもうどこにもなかった。

彼は本当に“いなくなった”のか。
それとも、今も風の中で生きているのか――
儚くも確かな“出会い”と“別れ”の物語。

そして、風が運ぶ“再会の約束”を描く青春小説。
  • 完結済9
  • 7,506文字
  • 更新
  • @__mk3y

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