星は 流れるだけじゃなく 打ち上げられる。

どうにも 悲しい現実。愛する人を 失うこと。
なかなか一息に読むこと敵わず、抱え込んだままいた。

ステラの言葉が 響き渡ってゆく。
そうか、人が死んで いつまでも哀しみを
抱えたままでなく 空に還そうとしてもいいんだ。

この作者の持っている あたたかで
同時に 震えるものに向き合える 豊かな感性を
この作品から 掴んでみて下さい。

あまりに悲しいと、もう忘れたいと思う。
忘れたくないと思っている時は
いつのまにか薄れてゆく思いに 自分を責める。
すべての哀しみに 行き着く場所がありますように。

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