クトゥルフを初めて読む方、そしてクトゥルフ好きのあなたにも。

ーー夜鷹の鳴き声は聞こえるか。
クセになるワンフレーズとともに、現れる黒い男と、禁酒法が施行されていた時代の古き良きアメリカ、そしてその陰に潜むものたちから始まる物語。
それらが緻密な描写によって、脳裏に描かれ、筆者の書く世界観にのめり込んで行くのが心地よい作品です。
クトゥルフはもちろん、昔の荒っぽくてクールなアメリカやセイラムの魔女、そして我らが現代日本まで、様々な国や時代で活躍する夜鷹の姿に胸が躍ります。
クトゥルフが好きな人に、そして、読んだことはなくとも、ヒロイックな活劇が好きな人にも、ぜひオススメしたい。

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