どこまでも突き抜けるような勢いとパワー。それでいて、読者を置いていかない絶妙な距離感。不条理な世界観の中に響く魂のシャウトに、期待せざるを得ません。
筋肉が好きです。面白いお話も好きです。
この小説の圧倒的なスピードと暴力について行くには読者も正気を捨てねばならないだろう。全てのセンテンスがあたまわるいと言っても過言ではない。どこを切ってもあたまわるい。こんなあたまわるいにも関わら…続きを読む
読む方は考え込まずに暴走して読めばいいってのか?否、多田唯が叩きつけてくる存在証明は熱く受け止めよ。
お前はビッグな奴か? たぶんほとんどの奴はNOと答えるだろう。お前はビッグになりたいか? なれるんだったらなりたいが、そもそも自分はそんな器じゃねえって顔してるな。何者でもない自分自身と、どうにか…続きを読む
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