面白い。森見調の文体から紡ぎ出される、すごく愉快でちょっとホラーな大学生活。「白い手」も今のところは無害であり、この先ホラーから恋愛へと発展してゆく様が大変楽しみである。
工業都市型ぽんこつ自然言語処理マシーン。 本、漫画、鉱物、歌、風景画、お酒、甘いもの、ゲーム、高いところ等々が大好き。 小説とエッセイと短歌を書きます。 更…
~03ホラーな状況にもかかわらず全体的に湿り気のないあっけらかんとした雰囲気の作風が好ましいです。この先どう恋愛に発展していくのか?続きが気になるところであります。
8畳和室に置かれた巨大なロココ調ソファーの下からある日、白い腕が覗く、という官能的な出だしで始まる本作。古都の和室という舞台設定にロココ調ソファーとハート型のイアリングというアシンメトリーな小道…続きを読む
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