朝と夜……交わらない二つの世界に、明日を運んでくれていた――。

麗らかな昼と、瞬く夜。空に天幕を張って、人類はある星に住んでいた……。
キャラクター造詣がしっかりとあり、架空の世界ながら「作り物」と切って捨てられないリアリティが心地よい、柔らかなSF。
変化を拒むことが強いわけではない、変化を畏れることは弱さではない……。
一歩を踏み出す勇気を、あなたに。

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