概要
都会は、なにかおかしい
田舎から引っ越してきた橘こはるは、転校初日から都会の洗礼を受けてしまう。
多様性って、なんだろう。
普通って、どこからどこまで?
差別なんて、そんなつもりなかったのに。
女の子たちが、自分なりの生き方を模索していく。
本作は、そんな感じのニューエイジ型新感覚不条理青春ホラー小説です。
多様性って、なんだろう。
普通って、どこからどこまで?
差別なんて、そんなつもりなかったのに。
女の子たちが、自分なりの生き方を模索していく。
本作は、そんな感じのニューエイジ型新感覚不条理青春ホラー小説です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!多様性を認めて社会は優しくなった。でもそれって優しい人が増えたのかな?
橘こはるは、田舎から都会の高校へ転校しました。
新しいクラスメイト。そのうちの何人かは、一風変わっていたのです。
そんなクラスメイトのひとり、こめかみ辺りから金属棒が生えている綿貫ルカと言葉を交わすようになったこはる。
彼女は、ルカと仲良くなりたいと思いながらも自身との関係のあり方を思い悩む。
そんな物語です。
この物語は。そのまま読んでも特異でコミカルな状況のファンタジーとして楽しめます。
この物語は。象徴性を内包した純文学としても、堪能できます。
なによりこの物語は。言葉選びの秀逸な思春期の少女の心の変遷と成長のビルディングスロマンなのです。
冒頭近く。
〝田舎の匂いがまだ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!多様性の認められた社会。そんな場所にも「息苦しさ」は存在する
「多様性」や「差異」という言葉について改めて考えさせられました。
主人公のこはるが転校した「都会の学校」には個性的な外見をした生徒が数多くいる。妖精を連れた女子やシャボン玉と一緒の女子。
そして「頭から金属の棒が生えた女子」も。
ルカという名の少女は頭から生えた棒も含めて「からいい」と認識されており、読者モデルもこなしている。
そんな「多様性」が浸透している学校だが、こはるはどうしてもそこの「空気」に馴染めない。
この作品は、「多様性」が唱えられている世の中の「一つの未来」について考えさせられました。
こはるは多様性の認められた学校の中で浮いており、窮屈さを感じてい…続きを読む