概要
割り切れない僕らの関係 内緒なら 互いの墓まで告げず 想いて
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!誰にも言えない恋心が、三十一文字の中でひそやかに息づいている
この連作を読み進めていくうちに、心が次第に引き込まれていった。
「背徳の蜜 抗いて」という歌で、何となく心がざわつき始める。
叶わない想いの甘さと苦さを、こんな風に表現するのかと思った。
「重ならない 常に僕らは すれ違い」
の歌で、深いため息をついてしまった。
どんなに想っても届かない距離感が、痛いほど伝わってくる。
「はしゃいだ僕の赤面メール」
という表現には、思わず微笑んでしまった。
文字を打ちながら赤面している姿が浮かんで、なんだか愛おしくなる。
そして最後の
「君がため 惜しからざりし 玉の緒の」
で、この現代の恋が千年前の恋と同じ深さを持つことを知った。
遠い日の想…続きを読む - ★★★ Excellent!!!美しき韻律、秘めた熱持つ言葉達( ;∀;)
冒頭より、タイトルにもご使用されている「割り切れない僕ら」という言葉に引き込まれてしまいました。一瞬、口語体な現代短歌を予測しましたが、全編を通して筆者様らしい古典的な文語体もお使いになられ、そこに響く「美しきしらべ」が奏でられております。
特筆すべき点は間違いなくその「韻律」の美しさに帰結します。
勿論、詠まれている内容も素晴らしいです。
私は言葉のリズムというのは、句またがりや字余りを起そうが、そこにある「響き」という感覚で知覚します。言葉を脳内でどのように捉えるのか、これは個人個人での相違はあるかもしれません。私はこの辺りの感覚が「筆者様はずば抜けて素晴らしい」と思っています。
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