最初、短いしサクッと読めるだろうと思い軽い気持ちで拝読いさせていただきました。落ちでゾッとした後に再度読み返して(外れているかもしれないが)嫌な憶測が脳裏を過り更にゾッとしました。 当初は2chのゾッとする話のようで、再び読み返すと意味が分かると怖い話のような恐怖が襲う。(的外れだったら申し訳ない)そのような作品です。
新聞紙に覆われた家に住むことで報酬を得るという、奇妙で不穏な設定から始まる本作は、ホラーと社会的リアリズムが静かに交錯する短編です。幻想的で異界めいた新聞記事の描写と、主人公の過去に潜む痛みが、徐々に読者の心を締めつけていきます。特に登美さんとの記憶は、喪失と贖罪、そして生と死の境界を静かに問いかける哀切の名場面は必読。読後、深い余韻と静かな主人公の熾火のような怒りが残る、見事な掌編。多くの人に読まれてほしい傑作です。
めちゃくちゃ怖いですこんなに短いのに夏にふさわしい怖すぎる…
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