ホラーだけど…なぜかたまに見に来たくなる魅力があります!私は焼き芋女に囚われているのかもしれません…。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(60文字)
短くまとめられているとは思えないしっかりとした読後感を得られます!焼き芋女、いいですね!この理不尽こそ、都市伝説ですよね!
焼き芋、それはサツマイモを炭火や石焼きで丸ごと加熱調理した昔ながらの食べ物。その自然な甘さで、砂糖や調味料を加えなくても素朴な甘味を楽しむことができます。この作品は、そんな美味しい美味しい焼き芋を主題としたホラー作品です。わずか700文字程度なので、サクッと読み切れてホクホクと楽しめます。ただし、ラストの結末だけはひんやりと背筋が凍るかもしれません。
おいしいのに怖い。暑い夏には来ないから冬だともっと怖い。あなたも焼き芋一つ、どうですか?
短い中にも含蓄が含まれつつゾクリとする。至高の一品、どうぞお召し上がりください。
何度でも言う。文字数の少ないホラーが一番怖いのだ!!この作品もそれに当てはまり、事実だけを淡々と告げられて、結局正体はなんだったのかは語られない。だから本当に怖い……。これタイトルだけ読んだらホラーとは思わなかったんですよ。焼き芋が好きな子の話なのかな?と思ったら、なんだか焼身自殺の話を初めて……「ホラーなんだ? 焼き芋? またなんで?」と思っていたらですよ……。しばらく焼き芋屋の呼び込みの歌が怖くなります。この、いい意味での意味のわからなさ(?) 癖になります。ご一読を!!
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