概要
みんな知ってる、「誰か」の話。
山科梢、18歳。
私は演劇が大好き。だって、他人の人生を歩める唯一の手段だから。
舞台に生きて、舞台で命を散らすのが夢。
自分のことを好いてくれる人が、好き。
自分のことを嫌う人は、ちょっと苦手。
「嫌われたくない」は、異常な感情ですか?
私は演劇が大好き。だって、他人の人生を歩める唯一の手段だから。
舞台に生きて、舞台で命を散らすのが夢。
自分のことを好いてくれる人が、好き。
自分のことを嫌う人は、ちょっと苦手。
「嫌われたくない」は、異常な感情ですか?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これは、“私”という舞台に立ち続けるジレンマだ
同じように、ちょっとだけクリエイティブ(っぽい)青春を過ごした身としては、読んでいて何度も「あー、こういう気持ちってあるな」と共感しながらも、ちょっと恥ずかしくなった。
あの頃の自分を直視させられるような、そんな感覚。
本作は演劇がテーマなんだけど、それ以上に、自分の中の“どうしようもなさ”とか、“めんどくさい自意識”と向き合う話だと思う。
「努力してこなかった自分」とか、「何者かになりたかったのに、なれなかった自分」とか。
そういう自分を自分で責めて、それでも「まだ諦めたくない」って思ってしまう感じ。
分かる。痛いほど分かる。
というか、こっちの方が痛い。
でもそれを、ちょっとおか…続きを読む