概要
サビアンシンボルをベースに、時代の変化とともに生まれ変わった“星の言語”が、あなたの内なる宇宙を呼び覚ます――。
『Zodiac++:StarScript XIII』は、従来の12星座に「蛇遣い座」を加えた13星座制に基づいて構築された、完全オリジナルのサビアンシンボル集です。
それぞれの星座には、新たに1度から27~28度の“星のスクリプト”が割り当てられ、個々の魂の旅路と、時代の潮流が重なり合うように設計されています。
読み物としても、占星術のツールとしても、あるいは詩的インスピレーションの源としても――この作品は、星と心をつなぐ架け橋となるでしょう。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!占星術と詩の融合
本作品は、13星座の占星術をテーマに、詩とそのイメージ、解説を添えて綴られた連作です。
自分は占星術には詳しくありません。それでも解説が添えられているので自分のような人でも問題はないでしょう。
さて、その内容ですが、静謐で象徴的な言葉選びにはさすがだなと思わず唸らされます。
占いとは人生や未来を断定するものではなく、自ら「選び直す自由」や「歩き続ける意思」を示すものなのだと、そっと背中を押してくれるような素晴らしい作品でした。
自分の星座から読んでみるのも楽しいかもしれません。ちなみに、自分の星座はまだ登場していないので、牡羊座編を心待ちにしております。 - ★★★ Excellent!!!星の度数が、あなたの背中をそっと押します
サビアンシンボルとは何か。
星座を一度刻みで読み解き、それぞれに詩のような意味を与えたものだそうです。この作品で初めて知りました。
一つの星座に三十の度数があり十二星座分ありますが、本作では蛇遣い座を加えた十三星座が扱われています。
特筆すべきは、作者さまが既存の解釈に留まらず、
それぞれの度数に独自の詩文を新たに割り当てている点です。
まずその発想自体に、強い魅力を感じました。
数行で綴られるエピソードはどれも幻想的で、
読んでいるうちに励まされたり、自然と前向きな気持ちになれたりします。
最初から順に追わなくても問題ありません。
自分の星座や度数を知らなくても、きっと楽しめます。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!星に灯る、静かな祈りの道標
この物語は、ただの星占いではないではありません。
心の奥に沈んでいた“まだ名もない感情”をそっと掬い上げ、
読者の胸に柔らかな光として返してくれる、詩的な「道標」です。
筆者が描く世界では、夢は眠り、記憶は揺れ、
人と人のあいだに流れる静かな温度が、
まるで夜空の粒子のようにきらめきながら物語を形づくる。
内側に潜む声を肯定し、
誰かと同じ未来を見上げる温かさを抱きしめ、
相反する力さえ調和へと導いてしまう筆致は、
読む者の心をそっとほどいていきます。
筆者が、神話でも占いでもなく、
“心の季節”そのものを描く詩。
沈黙の奥に眠る願いを、
ひとつの物語としてそっと目覚めさせる力を持っ…続きを読む