概要

「壊れたから近づけた。」
『壊れたら始まる恋もある。』

恋って、案外ひび割れから始まる。

彼女の仕事は、壊れた絵を直すこと。
彼の仕事は、新しい建物をつくること。

「修復士が未来なんて考える必要、ないでしょ?」
「過去にしがみついてたら、新しい光は見えないぜ?」

──そもそも、この二人、考えてることがまるで違う。
でも、不思議と彼は、彼女が気になる。
壊れた絵を直してる彼女が、どこか“壊れそう”に見えたから。

フィレンツェの街角で、ひび割れた絵画を前に交差するふたり。
「壊れたものは、ちゃんと修復すればいい。」
恋も、きっとそういうものなんだと思う。

過去と未来がぶつかるとき、恋はそっと動き出す。
  • 連載中7
  • 11,556文字
  • 更新
  • @kenichiroh
「共に歩む物語の旅に、心からの感謝を。」

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