概要
このままでは大量破壊兵器でウィルド王国民とともに消されてしまう。
ベントは自分の力でシエンス共和国の凶行を止める決意をし、さまざまな開発品を生み出して強敵たちと戦う。
凶獣と呼ばれる狂暴な生物や、国中に名を馳せる各ギルド所属の猛者たちを倒し、その先に待ち受けるのはシエンス共和国との戦争と、そしてリベールとの決着。
これは太陽系から遠く離れた惑星、地球とは異なる世界のお話。
剣×近未来武器の戦い、ファンタジー×SFの物語、ここに開幕!!
◆キャラクターイメージ ↓
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!追放天才発明家が世界を変える。 理不尽な世界に抗う、奇想天外科学冒険譚
シエンス共和国が生んだ天才発明家、ベント・イニオン。彼は、戦争における非人道的な殺戮を是とせず、独自の倫理観に基づき"非殺傷兵器"の開発に没頭していた。しかし、皮肉にもその信念が彼を追放の憂き目に遭わせる。ウィルド王国侵攻を目論む共和国にとって、ベントの発明は邪魔でしかなかったのだ。
追放されたベントは、新天地ウィルド王国で自らの発明品を武器に、新たな人生を歩み始める。持ち前のずば抜けた知略と奇想天外な発明品の数々は、野盗や凶暴な獣ですら容易く退ける。しかし、安息の地を求める彼を待ち受けていたのは、故国シエンス共和国の恐るべき陰謀だった。
ウィルド王国を守るため、そして理不尽で傲慢…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一人の選択で世界の均衡は傾いた
国内政治によって追放刑となってしまった研究畑の主人公が、敵国へ渡って反旗を翻す異世界ファンタジー作品です。
主人公は誰もが無視できないほどの功績をもたらした人物でしたが、とにかく言葉選びが悪く、空気を読むことも苦手としています。
敵国に大量破壊兵器を使用するか否かの重要な会議にてその悪癖は悪目立ちし、反対意見を唱えたこともあって重い処分を受けることになりました。
追放された主人公は、自分の正しさを証明するために故国と対立する道を選びます。
彼は投下されつつある大量破壊兵器を防げるのか。そして、自らを見下した国に一泡吹かせすることができるのか。
ぜひ読んでみてください。 - ★★★ Excellent!!!天才だけど変わり者の科学者が世界を救う!
科学者ベントが、自らが作った武器で敵と戦い、戦争を回避するために奮闘するお話です。
戦争に加担しなかったために国外追放され、人との出会いを経た末に、世界を救うために立ちあがった。
と書くと正義感あふれるヒーローのように感じるかもしれませんが、私はベントを『狂犬』だと感じました。
ベントを敵に回したら怖いことになりそう。
ベントは天才科学者といわれるだけあって頭が良く、話すことも理論整然としており、無駄を嫌う性質ですが、頭がいいだけあって話の通じない人間はお嫌いだそう。
空気が読めないというより、空気を読む必要がないとばかりに、
え?ここでそんな発言をしちゃうの?
と驚くセリフが多いです。ベ…続きを読む