地球とは異なる異世界にて。
科学者ベント・イニオンが、同僚リベールの嫌がらせにより滅ぼす予定のウィルド王国へ追放されて始まる、このお話。
このベントがかなりのマッドサイエンティストなのですが、科学知識に富み腕も良く、良い意味でずぶとくて、ちゃんと礼儀正しいのです。常識からはちょっとズレたところがあるけれど、そこも含めてなんだか可愛いさのあるキャラなんですよ。
自力で元の国の凶行を止めようと決め、協力者を見極めて引き入れたり、研究できる場所を確保したりと、精力的に活動していきます。
そんなベントがウィルド王国で出会うのが、ギルド・プログレスの受付嬢、リゼ・ティオニス。このお話のヒロインです。
声を大にして言いたい! 「今日もリゼが可愛いです!!」
容姿も可愛くてお綺麗なんですが、献身的で誠実な姿勢とか、天然のお茶目さとか、なにより笑顔がたまらなく可愛いんですよ!
なんだろうな、わざとらしく感じないってすごいです。ああもう、尊い可愛らしさなのです!!
というわけで、ベントが追放された国でどうやって元の国の連中をとっちめるかとか、お薦めポイントは数あれど(案外、嫌がらせしたリベールのことも気にさせてくれるお話の作りだったり、乗り物の動物が可愛かったりetc)、私はあえてこのヒロインを推したい!
ぜひ、リゼに会うためにこの物語に飛び込んでみてください!
お薦めします(^^)!
いきなり国外追放されたマッドサイエンティストのベント。
彼は自らが生み出した開発品を使い、追放先のウィルド王国で無双し成り上がっていきますが、魔法やスキルではなく科学の力を使ったものは珍しいのではないでしょうか?
もちろん科学の知識がなくても、開発品については作中できちんとベントが丁寧(?)に説明をしてくれるので問題なしです!
同時に作者さまの知識量にも驚かされます。
また、追放ざまぁ物なのにも関わらず、不思議なことに途中からはざまぁされるキャラに愛おしささえ覚えてきます。(少なくとも私はそうでした)
これはきっと悪役を含め、キャラがみんな魅力的だからなのだと思います。
爽快なバトルと、見事な成り上がりとざまぁ、そして徐々に表れてくるベントの人間らしさは必見!
特に最終話で見せるベントの表情がとても印象的です。
ぜひご一読ください!
第二章の終わりまで読んだうえでのレビューです。
シエンス共和国にて、兵器開発を命じられていたベント・イニオンが本作の主人公です。ベントがいきなり国外追放されてしまうところから、壮大なこの物語がスタート。
そもそも、なぜ国外追放されたのか? それは、同国で投核弾の開発を主導していたリベール・オリン(ベントの先輩)の悪巧みによってです。
国外追放という、初っぱなから理不尽な出来事にふり回されることになる主人公が向かった先が、ウィルド王国でした。
ウィルド王国は決して安全とは言いきれません。シエンス共和国がウィルド王国に戦争を仕掛けようとしているからです。ベントが兵器開発を命じられていた理由も、この戦争のためでした。
虐殺を望まぬベントは、シエンス共和国による蛮行を止めることができるのか?
というのが、この物語の眼目のひとつでしょう。他にも、天才科学者たるベントの発明品の数々がたいへん魅力的です。個性的な発明品を駆使して強敵たちと戦うバトルシーンは、とにかくワクワクさせられます。それら発明品がどんな物で、どうやって使うのだろうか。そんな気持ちにさせられて、リーダビリティも抜群。
そんな本作ですが、第二章が終わった時点で残りは三分の一。その残り三分の一で、今後、ベントたちがどうなっていくのか、ウィルド王国の行く末など、いまからつづきが楽しみです!
科学技術の極北を描き出すシエンス共和国の天才科学者ベントが、追放先の未開の地ウィルド王国で繰り広げる痛快劇に心を掴まれました。科学の力を駆使した彼の改革は、単なる無双ではなく、腐敗と混乱に挑む「再生」の物語。特に万能装置「GES」の描写は、冷たい理論の中にも夢を抱かせる温もりが感じられます。
リゼやグイルとの絆を深めながら、希望を武器に戦うベントの姿は、狂気の中にも人間味を失わないマッドサイエンティストの新境地。一方、投核弾やシエンス共和国の暗躍は物語にスリルを与え、二国間の対立構造が壮大なドラマ性を生み出しています。
科学の光と影、希望と破壊の狭間で揺れるベントの未来が気になり、続きを読み進めずにはいられない、そんな衝動に駆られる作品です!
11話まで読んでのレビューです。
非常に独特な世界観を持つ本作。SF+異世界ファンタジーです。
善性だが頭のネジが全てどこかに行ってしまった主人公は、政争によって理不尽に国外追放される。
しかし、天才科学者の主人公は、開発力を持って全ての障害を破壊して突き進みます。
中世異世界ファンタジーみたいな世界観に、SFのような武器で戦う主人公。
その技術差は、棍棒で戦う敵に、アサルトライフルを使って戦う様に圧倒的な無双感を味わえます。
かなり爽快です!
また、主人公が善性ですが、常識知らずで、頭のネジがぶっ飛んでいるので、会話が全てコントのようになって、笑いが止まりません。
また、追放されていますが「こいつだったら何とでもなるだろ」とか「あぁー、あ。追い出しちゃった」位の感想しか持てず、悲壮感は全くなかったです。
文章も必要最低限で読みやすく、サクサクと読めちゃいます。
コメディ系無双異世界ファンタジーが好きな人におススメです!
シエンス共和国が生んだ天才発明家、ベント・イニオン。彼は、戦争における非人道的な殺戮を是とせず、独自の倫理観に基づき"非殺傷兵器"の開発に没頭していた。しかし、皮肉にもその信念が彼を追放の憂き目に遭わせる。ウィルド王国侵攻を目論む共和国にとって、ベントの発明は邪魔でしかなかったのだ。
追放されたベントは、新天地ウィルド王国で自らの発明品を武器に、新たな人生を歩み始める。持ち前のずば抜けた知略と奇想天外な発明品の数々は、野盗や凶暴な獣ですら容易く退ける。しかし、安息の地を求める彼を待ち受けていたのは、故国シエンス共和国の恐るべき陰謀だった。
ウィルド王国を守るため、そして理不尽で傲慢な世界を変えるため、ベントは立ち上がる。非殺傷兵器を手に、知略を巡らせ、彼は巨大な国家権力という強大な敵に挑む。果たしてベントは、己の信念を貫き通すことができるのか。そして、ウィルド王国の未来は? 型破りな発明家が世界を揺るがす、痛快科学冒険譚!
国内政治によって追放刑となってしまった研究畑の主人公が、敵国へ渡って反旗を翻す異世界ファンタジー作品です。
主人公は誰もが無視できないほどの功績をもたらした人物でしたが、とにかく言葉選びが悪く、空気を読むことも苦手としています。
敵国に大量破壊兵器を使用するか否かの重要な会議にてその悪癖は悪目立ちし、反対意見を唱えたこともあって重い処分を受けることになりました。
追放された主人公は、自分の正しさを証明するために故国と対立する道を選びます。
彼は投下されつつある大量破壊兵器を防げるのか。そして、自らを見下した国に一泡吹かせすることができるのか。
ぜひ読んでみてください。