迷える子羊の読書録

前半が自主企画や表現の自由などに関するエッセイで、後半はカクヨム内の幅広い分野の作品紹介です。

前半のエッセイがすばらしく、投稿サイトの初心者には勉強になる内容でした。作者のためになるレビューとは何かを考えさせられます。あまり正面から扱われることのない、コンテストの講評や表現の自由とBLの差別といった内容の記事があり、読みごたえがあります。

単なる感想集ではなく、一般の作者への応援にもなっている卓越したスコッパーの読書録です。お勧めします。

作者様なりの基準（詳しくは小説の概要を確認ください）で紹介する作品を選び、丁寧にご紹介くださる読みごたえのあるレビュー集☆

創作論、エッセイ、歴史小説、異世界ファンタジー、恋愛など多岐にわたるカクヨム作品のレビューが読めます！

しかも、読めるのはレビューだけじゃないんです。
タグ付けやネタバレ、小説賞の傾向などについての考察も読めて、読みたい作品を探す手助けだけでなく、小説の書き方に悩む作者さんへの指針になりそうなお話も沢山してくださいます。

わたしも本作のおかげで好みに合う作品にいくつか出会いました☆
詳細なレビューに感謝しかない！！！

必死に書き上げた渾身の一作だったのに読者の反応がなくてつらい――現在進行形でなくても、そんな経験をした作者様は多いのではないでしょうか。

この書評の筆者も、そんなつらい経験の持ち主なのです。だからこそなのでしょう。対象の作品だけではなく、その先の作者様の思いまで汲み取るような、熱の入ったレビューがなされています。この作品は読んでみたい！　そう思わせるレビューがとても多いのです。

それは上っ面だけの美辞麗句のレビューではなく、等身大の感想と感じられ、これを受け取った作者様はたまらなく嬉しいのではないでしょうか。これが創作の原動力となって、また新たな素晴らしい作品が世の中に送り出されることに…続きを読む

自分も他の小説の感想を書いたのですよ。
面白かったと無難な言葉を選んだですけどね。返信はしてくださらなかったのです。
すげー緊張しますよね。そして、小説を投稿する度にPVが減ってるんですよ自分。前は月３０PVくらいあったんですけどね。文章力がないのです。

皆さんはカクヨムで作品を読んで、レビューを書いたりしますか？

この作品『迷える子羊の読書録』の作者、田鶴さんは異世界恋愛ジャンルで独自の世界を書き続ける作者さんです。

小説を書くくらいだから、短いレビューなんてチョロいだろう、と思われますか？
いや〜〜〜、私の場合は……レビュー書くのは、チョロくはないです（笑）。
まずドキドキしちゃいますし💦

こんなことを書いていいんだろうかとか、作者様の思惑を外していないだろうかとか。
悩むこともままあります。

それでもレビューを書くのは、作品の素晴らしさ、受けた感動を伝えたい、という想いだったり、作者様への応援だったりするんですね。

この作品『…続きを読む