迷える子羊の読書録

田鶴

前書き

 私は5サイトで小説を投稿していますが、そのうちの3サイト(カクヨム以外です)ではあまりの反応のなさに凹んでいます。2年前に小説を投稿し始めた頃は、自己満足なので反応がなくてもいい、コンテストとかで評価されなくてもいいというスタンスでした。でもカクヨムで皆様の温かな応援をいただくうちに欲が出てきてしまいました。


 そんな中、他の作者の作品を紹介してくれる作品を立て続けに拝見することがありました(水無月さんの作品は以前から存じていましたが)。他の作者のモチベーションを上げてくださって、なんと天使のような作品だと感銘しました。


武蔵さんの『【自主企画】素人がフラットな気持ちを心がけてレビューした場合』

https://kakuyomu.jp/works/16818093083376491477


水無月 氷泉さんの『隔週カクヨム~考えるな、クリックだ』

https://kakuyomu.jp/works/16816927863355398339


 私は、2年前にWeb小説を投稿し始める前からかなりの作品を読んできました。自作に反応なくて凹んでいるのなら、せっかく読んだ作品に何らかの応援をすべきじゃないかと天啓が下りてきました(大袈裟)。


 カクヨムではレビューを書いて投稿すると、レビュー筆者のフォロワーさんに通知が行くという親切な設計になっています。それなら、作品応援にレビューを使わない手はありません。私自身もフォローしている作者の皆様のレビューからいくつも作品を読みました。なので評価をする時、なるべくレビュー文も書きたいのですが、生来のボキャ貧で中々上手くいかず、現状では評価した作品の四分の一ほどしかレビュー文を書けていません。この作品(と呼んでいいのかは微妙ですが)には、そんな私自身をレビュワーとして鼓舞する意味もあります。


 この作品で私も微力ながら、皆様の創作意欲・レビュー意欲に繋がるお手伝いをしたいと思います。


 そういう趣旨から言うと、本当は自薦他薦を含めてレビューしてもらいたい作品を募集する自主企画を立ち上げるべきなのでしょう。でも私にはまだ未完結の作品(悪く言えばエタりそう)がいくつもあり、それまで未知だった作品を一気に読む余裕が時間的にありません。なので、既に読んだ、またはレビューした作品から紹介させていただきます。でもいずれは自薦他薦でレビューしてもらいたい作品を募集するかもしれません(カクヨムコン期間中とか? 違反にならなければ……)


 ただ、断っておきたいのですが、私は何の受賞歴もないド素人のしがないWeb小説書き(作家とすら自称できない)です。素人の作品評価に否定的な考えがあるのは百も承知です。それでも私はこの作品を読んでこう感じたという自分の感想(批評というにはおこがましいです)を皆様に伝えられればと思います。でも、あくまで私がそう感じただけで他の方は違う風に受け止めるのも当然あり得ます。そういう素人評価と作品紹介が受け入れられない方には、申し訳ありませんが、本作は合わないと思いますので、そっ閉じをお願いします。


 それから、私は批評家ではないので、改善点を提案できるほどの実力も勇気もありません。たとえお互い傷ついても、本音で欠点をあげつらって切磋琢磨しようという向上心はないのです。小説を書くのは楽しい、読者や他の作者の皆様方と交流するのは楽しい――その一心で私は投稿サイトで活動しています。ですので本作で取り上げた作品の欠点を書くことはありません。


 こんなスピンオフをお願いしますとか、続きをお願いしますとか、要望は書くかもしれません。それとごくたまに(?)重箱の隅を楊枝でつついているの?!と思われそうな疑問点も書くかもしれません。でもそれは作品の欠点ではありません。私個人の単なる疑問ですので、気にし過ぎないようにお願いします。


 (勝手な)要望や疑問は、大抵ネタバレを含みますので、最後に------で区切って書いてあります。まだその作品を読んでいない方はその部分を飛ばしていただけると幸いです。


 この作品では、ジャンル別に私のレビューした作品を不定期に紹介していきます。作品募集でもしない限り、私の個人的な好みから異世界恋愛系が多くなるかと思いますが、ご承知おき下さい。


 まだレビューしてなくてこれからレビューする場合、レビューしてもいいか、またはこの内容でいいか、事前に作者にうかがったりしません。レビューは、そもそもレビュワーが作者の意図を汲んで書くものじゃなくて、レビュワーが感じたことを好きな時に書くからです。


 レビューはともかく、作品がここで紹介されてもいいと作者が思うかどうかは別問題でしょう。なので、作品紹介の前に私から連絡して紹介してよいか作者にうかがいます。1週間経っても返事をいただけない場合、見切り発車になりますが掲載します。それで問題が連発するようなら、何か対策を考えます。


 実は、当初は手間暇惜しんで事前連絡しない方針だったのですが、コメントをいただいてすぐに日和ました。結局、事前連絡しない方が後から問題が起きてかえって面倒になる可能性があることに今更ながら気づきました。


 それからこちらも念を押しておきたいのですが、掲載してもよいですかと聞かれないからと言って、私の推し作品でないということはありません。大量の作品の山に埋もれてしまっている良い作品が多々あるので、まずは星100個以下、かつ(もしくは)フォロワー100人以下の作品から紹介していくつもりです。それにエタりそうな作品を紹介するわけにもいかないので、紹介する作品は完結作品か、定期的な更新(もしくは更新予定)のある作品になります。それから紹介する以上、私も最終話または最新話まで読んで事前にレビューを投稿していなくてはならない事情もあります。


 ちなみに拙作で作品を紹介したら、当方の近況ノートとX、カクヨムのDiscordサーバーのweb小説_更新報告チャンネルで宣伝する予定でいます。Discordでは次から次へと更新報告が投稿されるし、フォロワー100人以下の私のXアカウントからポストしても、どの程度注目されるのか微妙ですが、せっかくなのでやってみます。


 まずは本作をを作るきっかけになった上記の2作品について、僭越ながら私のレビューも含めて紹介させていただきます。


                                (2024/9/24)

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