第7詩 夏のくさはら
ぷんぷん緑の香水だ
草の香りはいい香り
みんなお帽子かぶってる
みんなお散歩大好きです
あっちに立ちんぼう
こけしのように笑ってる
こっちにサルのこしかけ
ちいさなひざこぞうのすりむきさんたち
(なまはげは いつごろくるの?
今夜くる? 今夜でなければ
いつかはくるさ こわいぞこわいぞ
雪もふぶくさ 風もでる
こわいぞこわいぞ なまはげは
でてこい でてこい ひとりでこい)
もくもくゆかいな草むらだ
草のざぶとんふかふかさ
みんなで座って草いじり
白い花束手につかみ
しろつめくさのボンボンさ
こけしのように笑ってる
あの子に王冠かぶせましょう
(ましろい銀河の粉ミルク
小鹿の甘いうるんだ吐息
自然のあめだま 雲の丘
あの子に素敵なかんむりを
雲いっぱいにきらりとひかる
すごいやつをかぶせましょう
ほうらどうですご機嫌いかが?)
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