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概要
苦味に包まれた甘さ、思い出はコーヒーフロートの味。
一杯の飲み物が、時に言葉を超えた絆を生むことがある。『コーヒーフロート』は、そんな出会いから始まる物語。異国の雪舞う冬の街で訪れたカフェ。女性はコーヒーフロートを、男性はクリームソーダをそれぞれ頼む。言葉の壁があるからこそ、陥る思考、感じる視線、そして気が付く感情。互いの視線が交わる中、彼らが分かち合うのは、言葉では表せないなにか。そしてその瞬間、飲み物は二人を繋ぐ特別な味となる。
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