概要
マスク仲間の私たち。私は声を閉じ込めて、彼は声を発することを選んだ。
とある感染症が流行したときに、普段からマスクをつけることになった。
新しいクラスで友達を作りたいと思っていたけど、初めてのマスク生活は私の声を閉じ込めてしまった。
まったくしゃべらないわけじゃない。
でも、自分の声が、そんなに好きじゃないって気づいた。
自分の声に自信がない。
自分の声で話すのが恥ずかしい。
そんな私は、高校三年になってもマスクを外すことができない。
新しいクラスで友達を作りたいと思っていたけど、初めてのマスク生活は私の声を閉じ込めてしまった。
まったくしゃべらないわけじゃない。
でも、自分の声が、そんなに好きじゃないって気づいた。
自分の声に自信がない。
自分の声で話すのが恥ずかしい。
そんな私は、高校三年になってもマスクを外すことができない。