「言葉を交わし合うって、奇跡と奇跡の積み重ねだなって」

マスクをつけることが当たり前になった高校生活。
主人公の藤島さんは卒業間近にクラスメイトの織原くんに声をかけられます。
彼は彼女の声が好きといいます。ふたりは少しづつ親交を重ね、藤島さんは美術部員の織原くんと一緒に屋上のチョークアート作成を手伝うことになります。
レビュー文タイトルは屋上でのワンシーンのセリフです。
海坂依里さんらしい、なにげないワンシーンに名セリフを挿入する演出に感動しました。