フランスを舞台にしたミステリ群像劇

この作品の世界観は魔法が存在する現在フランス。
なんと各話のサブタイトルはフランス語です。きっと作者さまは語学が堪能なのでしょうね。
各話ごとに語り手が違うという意欲的な試みをしています。
ミステリでこの手法をとるのは斬新ではないでしょうか。その手法によって魔術師と非魔術師との軋轢などが描かれ、登場人物のひとりが姿を消します。
その真相とは……?
各話の文字数が少なめでさくさく読めることもプラスのポイントです。
ミステリが好きな人にはとくにおすすめです!

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