概要
あの子は親友であると同時に――最初に見つけた、完成された芸術品だった。
あたし、夢愛(ゆあい)は高校に入学したばかりの1年生!
この学校は校則でメイクが禁止されてなくて、学校にメイクをしてきてもいいんだ。
だから女子はメイクをしてる子がすごく多くて、休み時間も、コスメの話に夢中!
勿論あたしもその1人で、友達とずっとメイクやコスメの話をしてるの。
だけど勿論、みんながメイクしてるってわけじゃないし、全く興味がない子もいる。
例えばあの子――咲良(さくら)はとっても可愛いけど、メイクをしてない。
咲良も、メイクに興味がないみたい。
……って、思ってたんだけど……。
学校から帰る途中、ドラッグストアのコスメ売り場で、咲良とばったり会っちゃった!?
コスメ売り場はキラキラしてて、見てるだけで気持ちが明るくなるのに――真剣にリップを見つめる咲良の顔は、暗い。
実
この学校は校則でメイクが禁止されてなくて、学校にメイクをしてきてもいいんだ。
だから女子はメイクをしてる子がすごく多くて、休み時間も、コスメの話に夢中!
勿論あたしもその1人で、友達とずっとメイクやコスメの話をしてるの。
だけど勿論、みんながメイクしてるってわけじゃないし、全く興味がない子もいる。
例えばあの子――咲良(さくら)はとっても可愛いけど、メイクをしてない。
咲良も、メイクに興味がないみたい。
……って、思ってたんだけど……。
学校から帰る途中、ドラッグストアのコスメ売り場で、咲良とばったり会っちゃった!?
コスメ売り場はキラキラしてて、見てるだけで気持ちが明るくなるのに――真剣にリップを見つめる咲良の顔は、暗い。
実
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!キラキラ輝くあの時間が、大好きだった。
主人公の夢愛ちゃんはメイクをするのが大好きな高校生の女の子。
メイクをすると女の子は一瞬でかわいくなれる。まさにそれは魔法。
そんな夢愛ちゃんを悩ませているのが、幼なじみでありクラスメートである咲良ちゃんの存在だった。
お人形のような白い肌、文句のつけどころがないほどの美しさ。
メイクをしたら絶対に可愛くなるのに……。
だけどそのクラスメートは、メイクをすることを嫌がっている。
主人公の夢愛ちゃんも、咲良ちゃんと接することには抵抗があるみたいで……?
コスメというワクワクするような題材と、
それを取り巻く登場人物の心情描写が見事。
タイトルの本当の意味に理解した時…続きを読む