概要
あの子は親友であると同時に――最初に見つけた、完成された芸術品だった。
あたし、夢愛(ゆあい)は高校に入学したばかりの1年生!
この学校は校則でメイクが禁止されてなくて、学校にメイクをしてきてもいいんだ。
だから女子はメイクをしてる子がすごく多くて、休み時間も、コスメの話に夢中!
勿論あたしもその1人で、友達とずっとメイクやコスメの話をしてるの。
だけど勿論、みんながメイクしてるってわけじゃないし、全く興味がない子もいる。
例えばあの子――咲良(さくら)はとっても可愛いけど、メイクをしてない。
咲良も、メイクに興味がないみたい。
……って、思ってたんだけど……。
学校から帰る途中、ドラッグストアのコスメ売り場で、咲良とばったり会っちゃった!?
コスメ売り場はキラキラしてて、見てるだけで気持ちが明るくなるのに――真剣にリップを見つめる咲良の顔は、暗い。
実
この学校は校則でメイクが禁止されてなくて、学校にメイクをしてきてもいいんだ。
だから女子はメイクをしてる子がすごく多くて、休み時間も、コスメの話に夢中!
勿論あたしもその1人で、友達とずっとメイクやコスメの話をしてるの。
だけど勿論、みんながメイクしてるってわけじゃないし、全く興味がない子もいる。
例えばあの子――咲良(さくら)はとっても可愛いけど、メイクをしてない。
咲良も、メイクに興味がないみたい。
……って、思ってたんだけど……。
学校から帰る途中、ドラッグストアのコスメ売り場で、咲良とばったり会っちゃった!?
コスメ売り場はキラキラしてて、見てるだけで気持ちが明るくなるのに――真剣にリップを見つめる咲良の顔は、暗い。
実