甘い恋から進むたび、進むだけ、夕方の赤に黒が混ざって粘る朱殷のように不気味な雰囲気へ変わっていく物語の構成が凄く引き込まれて楽しかったです!!
澄み切った透明感のある狂気。文によってそれを体験したことがあるだろうか? 読み終えた時、純粋で瑞々しい何かが、澄み切ったオレンジ色の狂気に包まれていく感覚を、心地よくも恐ろしく感じていた。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(137文字)
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