親友（♀）に恋する男爵令嬢とノンケの商家のお嬢さま

　フランソワ・ローランは結婚を勧める父親のジョルジュに幼馴染で、女性のミッシェル・マラーのことが好きで、結婚したいと言ってしまう。
　同性愛は国教であるアッレシアス教の教義に反することから、フランソワはジョルジュに修道院行きを命じられ、部屋に軟禁される。
　一方、父親によって倉庫に監禁されていたミッシェルは弟と助けでなんとか抜け出し、フランソワを訪ね、理由をたずねる。
　フランソワが父親に自分と結婚したいと言ったと知ると、ミッシェルは異端者とされて火刑にされると考え、フランソワと離れて一人で逃げようとする。
　フランソワは一緒に連れて行かないと、大声を出して家のものにミッシェルを捕まえさせると脅す。
　ミッシェルは仕方なくフランソワをつれて逃げることにする。
　ミッシェルとフランソワは数奇な逃避行をすることになる。